ボートサファリでカンムリ三昧 |
ホテルを出て10分ほどの小さな村の中にボートサファリの事務所がある。ここも折角ホテルに桟橋があるんだから、そこからボートを出してくれたらいいのになあ。 掘っ立て小屋のような事務所で現地ガイドから軽くレクチャーを受ける。カンムリカワセミは見れるか聞くと、大丈夫、とナイバシャの時より力強い返事が返ってきた。昨日見た限りでは確かに数は多そうだ。期待できるかも。 ボートに乗る手続きをすませたら、事務所横の坂道を降りて湖畔へ向かう。 湖畔にはナイバシャで見たのと同じようなボートが何艘か止まっていた。これがうちらの乗る舟だ。 最後に僕も乗り込みカメラをセット。みんなライフベストも身につけたら出航だ。 一度沖に出たボートは方向転換してパピルスの茂る岸辺へ向かう。今回も船頭さんにはカンムリカワセミを見つけてくれるよう良く頼んでおいた。 するとはやくもカンムリカワセミ登場。しかも綺麗なオスだ!相変わらずみんながごちゃごちゃと動くのでブレブレだが、かなり近い。ここは絶対押さえとかなきゃ。と連写をつづけてカンムリカワセミゲット〜! このあとはカンムリカワセミのオンパレード。本当にそこらじゅうにいる。 パピルスに止まるカンムリカワセミ! めっちゃ近いカンムリカワセミ! と、まさにカンムリカワセミ祭り状態だ。カンムリカワセミを見つけるたびに止まるので、ボートが中々前に進めない。 一方頻繁なストップアンドゴーと止まっている時の微妙な揺れでたいきは船酔いでダウン それじゃカンムリカワセミもいっぱい撮ったし、ちょっと気分転換のために移動しようか。 しばらく走り続けると、再びボートはパピルスの茂みに突入。こんなに密生してる所に入っちゃって大丈夫なのかと思ったが、パピルスはしなやかなのか、ほとんど抵抗なくボートは進んでいく。 ガイドさんがボートを止め、水中に立っているアカシアの木を指差した。アンドリューが興奮して「ビショップだ!」と言っている。そこにいたのは黒いボディーに鮮やかな黄色の羽を持ったオウゴンチョウ(Yellow-crowned Bishop)だった。 こうやってボートを止めると再びカンムリカワセミが目に付いてくる。ふたたびボートを寄せて撮影開始。 さらにこれだけ頻繁に見られると欲が出てきてトビモノも狙ってみたくなる。 もうちょっと粘りたい所だが、ここらへんでいい加減みんなの我慢も限界だろう。 |