野生の王国 |
そしてサッファリモードになった車に乗り込み出発だ! ホテルの敷地を出てまず出会ったのがアフリカハゲコウ(Marabou
Stork)。 そして車はいよいよ本格的なサバンナに突入!サバンナにはアカシアがよく似合う。 さらにどこまでも続く草原。なんかテンション上がってきた〜 アカシアのたもとに佇むヌー。その姿に夢中でシャッターを切っていると、ここはマサイマラなんだ!と実感する。 アカシアの木の上にはたくさんのハゲワシが止まっていた。 一口にハゲワシといってもVultureとGriffoneがあるということだが、 次に現れたのがセグロジャッカル。うまい事日陰を見つけてマッタリしていた。 しかし広いな・・・ 遠くの木に止まっていたのはさっきのとは別の種類のミミヒダハゲワシ(Lappet-faced
vulture)。 キリンも12−24mmでもでっかく撮れるくらいすぐ近くまでやってきた。これがマサイマラの底力か・・・ めっちゃ近いキリンにたいきも大喜び、ここでもひーこと二人で手乗りキリンにチャレンジしていたが、目つき悪っ(^^; おお〜っ、草原を歩いているのはヘビクイワシだ!英名の Secretary
bird の名の通りどこか高貴な姿をしている。 こちらは通称ウィンナーの木。マメ科の木でその鞘は30cmくらいあり、ウィンナーに良く似ている。 遠くの木に止まっている猛禽はウタオオタカ(Dark
Chanting-Goshawk)だろうか。マサイマラは猛禽が豊富だ。 遠くに生えた一本アカシアもアフリカっぽい。 雲の動きは早く、太陽と絡み合ってえもいわれぬ美しい光景を作り出してくれる。 草原から顔を出していたのはセネガルショウノガン(White-bellied
Bustard) 。 そしてこの派手な猛禽はダルマワシ(Bateleur)。尾羽が短くてゴロンとした姿をしているからこの名前が付いたらしい。 なんかマサイマラまできても鳥ばかりなので、たいきたちはいまいち退屈そうだ。僕としては大喜びなのだが・・・
遠くのほうでは雲の隙間からの一筋の光がマサイマラの草原をスポットで照らしていた。 インパラでもガゼルでもない見慣れないこの草食動物はイランド。 そして結局大物は出ないまま日没が近づいてきた 日が傾くにつれて、太陽と雲とサバンナはますます魅力的な姿をあらわした。 ヌーの群れも向こうにはアフリカの夕暮れが広がっていた。 赤く染まった空の下を一頭のトムソンガゼルが歩いてゆく。 ハゲワシたちも塒の木に戻ってきた そして一本のアカシアのシルエットが夕日に浮かび上がり 太陽が沈んだ ため息の出るような時間だった・・・ 最後にエボシクマタカ(Long-crested
Eagle)を撮影してからマラシンバロッジへ向かう。 薄暗くなったサバンナの彼方に見える小さな明かりがマラシンバロッジだ。 ホテルに戻り車を降りると、現実の世界に帰ってきた気分だ。
機材を部屋に置いてから再びレストランへ引き返し晩御飯だ。もちろんタスカーも頼む。 周りを見渡すと、東洋人の団体がいくつか入っている。大方は日本人だが中国系もまじっているみたいだ。 ビュッフェではいろんなものを片っ端から取ってしまったので もちろんデザートもたっぷりいただいてお腹いっぱい 食後頼んだ部屋飲み用のタスカーが来るのを待つ間、 たいきを引きずるようにして部屋に戻ると、タスカーを片手に外に出てみた。 さあ、明日はめちゃくちゃ早起きしだから、シャワーを浴びて早く寝なくちゃ。 |