アカシアの下でピクニックランチ |
なかなかいい木陰が見つからないまま走り続けるうちらのサファリカー。こういうのって予め木陰の予約とかを取ってるのかとも思ったが、アンドリューの様子を見ている限りではそういう事はないようだ。 何度かよさげな木陰を見つけたが、近づくと死角になったところに先行のサファリカーが止まっていたりする。 昼を過ぎて大分経ったころ、やっと誰もいなくて枝振りのいいアカシアの木を発見。アンドリューは道を逸れ車をそっちに向かわせた。草原の中にぽつんと一本だけ生えているアカシアの木。あれがうちらのアカシアだ! ここらへんは草の丈も短いから肉食大猫たちが隠れる場所もなさそうで、安心してご飯が食べられそう。 車を止めたアンドリューはスペアタイヤをテーブル代わりにして、そこに絨毯を引いてランチ会場を設営してくれた。 そしてロッジで作ってもらったランチボックスを配られる。 木陰に腰を下ろし頂きます〜 こんな場所で食べれば何でもごちそうだね。 とはいえフルーツは少々しおれ気味だったのでやめておく。自慢じゃないがお腹の弱さは誰にも負けないのだ(^^; ランチの後はしばらく昼寝。草原に寝転がって極楽タイムだ。 仰向けに寝転んで見上げるアカシアの木の向こうには、アフリカの青空が広がっていた。 そうしてしばらく空を眺めていると、猛禽が飛んできたので飛び起きて撮影開始。 その猛禽は遠くの地表に降り立った。ロクヨンを引っ張り出してチェックするが、陽炎が激しくてはっきり見えない。 ここで猛禽専行のアンドリュー登場。図鑑を持ち出して「あれは嘴の端が目の下まで来ているからナントカだ!」と教えてくれた、が忘れてしまった(^^;しかしあんな遠いのによく見えるねえ。さすがアフリカ人! 他の方面にはヘビクイワシの姿も見えたが、こちらはさらに遠く、もやもやがひどすぎて全然クッキリしない。
僕が鳥撮りに熱中している間、ひーこはたいきに腰をもませていた。子供使いの荒い親だ。 しかし車で移動していれば風が来るけれど、こうやってじっとしていると、木陰にいるとは言え暑くてたまらない。 それじゃそろそろマラ川目指して出発するとするか。 |