さっきの池からちょっと行った先にオーキッドガーデンの入り口があった。
ここは入園料が取られるけど、せっかくここまで来たんだから見ていこうよ、と二人を説得し、中に入る。
「もしかしたらここならタイヨウチョウが来てるかも」と密かに期待もしていたのだが、
そんな事を言うとまた反感を買うので黙っておく。
入園するとすぐに記念撮影ポイントの指示があった。ならば撮らなくては・・・
園内はオーキッドガーデンと言うだけあってランがいっぱい。植物は飛んでいかないからいいよなあ・・・
でも鳥の姿はどこにもない。それもそのはず、お客さんの数も多いけど、ランに水をやるスタッフも多くて、
そこらじゅうでホースで水をまいているのだ。これじゃタイヨウチョウも近づきづらいよな。
しかしこんな小さな島で、貴重であろう真水をこんなにふんだんに撒いちゃっていいのだろうか。
まあ、水がないとランも干からびちゃうだろうけど、こんな所にも国の豊かさを垣間見る気がする。
ほんとに暑いねえ。あの水、うちらにもかけてもらえないかねえ・・・
などと言いながらみんなバテ気味のダラダラで園内を歩いていると、温室のようなものが見てきえた。
この暑いのにさらに温室なんて誰が入るんだよ、と思ってパンフレットを見たら
温室じゃなくてクールハウスだって。そんなんがあるんだ、初めて知ったよ。
それっていまのOrat家にはとても必要なものの気がする。行くしかないだろう。
そしてたどりついたクールハウス、見た目はただの温室なのだが、中に入ってみるとひんやりしてめっちゃきもちいい〜
ここは高山地帯の植物を育てているようだが、そんな事よりまずはせいいっぱい涼むのだ(^^;
全面ガラス張りなので日差しはぎらぎらの熱帯のそれなのだが、そこにこの空気のひんやり感、贅沢だ〜
一息ついたところでランを観賞。苔むした岩の間を縫うせせらぎも再現されていたりして、高山の雰囲気満点。
そこに咲くランの花々。綺麗だけど、その貴重さがよくわからないのが残念だ。
そういうのを知っていればきっと100倍楽しいんだろうけどね。
このクールハウス、長さはわずか10mほど。本当はいつまでもここで暮らしていたい所だが、そうも言っていられない。
それにもうかなり涼んだし、外に出ても「暖かい」くらいの感じになってるんじゃない?
と、勇気を出して外に出てみたら・・・
やっぱあづい〜
あとはとっととタクシーにでも乗って涼しいところに避難したい所だ。
でも折角ここまで来たので、あとちょっと頑張って少し先にあるこのオーキッドガーデン最高地点と思われる
建物の所まで行ってみた。でももうみんな意識朦朧としてどうでもいい感じ(^^;
その向かいにまた撮影ポイントがあったので記念撮影。これで十分でしょ。オーキッドガーデン制覇ってことで・・・
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