とかしくビーチはパラダイス |
そして到着したとかしくビーチは以前の印象とは全然変わっていた。前のときは世間から隔離された合宿所って感じだったけど、大きなホテルが建ってずいぶん華やいだ雰囲気になった。 ホテルの玄関でバスから降りロビーに入ると、どこからどう見てもリゾートホテルっ!ロビーの向こうには白い砂浜と青い海が広がっていてなんだかパラダイスだ〜。しかもフロントの横にはコンビニまである。これなら夜中に餓死する事もなさそうだ。なんかあまりの素敵さに涙が出てきそう・・・ でもたしかに想像してたのとはだいぶ違うので、僕も心の中では「スッゲスッゲ〜」と大喜びしていた。 チェックインの手続きを済ませ、部屋に向かう。今回泊まるのは新館の最上階のトリプルルーム。ほんとはそんないい部屋じゃなかったはずなんだが、ホテルのご好意でアップグレードしてくれたそうだ。ありがたい〜 部屋は天井が高く、広々としていてとっても綺麗。たいきご所望のテレビもあるし毒虫とかもいなさそう(^^; ベランダからの景色も絶景で、とかしくビーチ全体が見渡せる。 こんなきれいな海を見ていたら、一刻も早く泳ぎたくなってきた。 このとかしくビーチ、15年前はサンゴの根が岸近くにまで迫り、生きているサンゴも結構あったのだが、いざ泳ぎだしてみるとどこまでもサンゴの瓦礫交じりの砂地が続き、根らしきものがどこにもなくなっていた。 とはいえ、ホテルの目の前の海がこれだけ綺麗なのは、それだけでも十分贅沢だ。 かなり沖まで出ると生きているサンゴもちらほら見えてきた。そういう所には魚も多い。 海底に落ちていた赤いヒトデを潜って拾ってみると、みごとな保護色のヒトデカクレエビがついていた。さすが魚の宝庫ケラマだなあ、と感じさせられる。 たいきは水に対する恐怖心ってのがあまりないようで、足の立たない所を泳いでいてもなんとも思わないみたいだ。 しかし生き物に対しては結構ビビリーなたいきなので、海底でウミヘビがこっちを見ていたことは黙っておこう(^^; いっぱい泳ぎ回って疲れてきたので一度海から上がる事にして、陸地の方向を再確認してから移動開始。 途中、岸に近い浅場では40cmくらいありそうなカンムリベラが泳ぎ回っていた。こんな所もさすがケラマだ。 このあと浜に上がって一休み、のつもりだったのだが、大人チームはもう疲れてしまい、再び海に入るのが億劫になってきた。後はたいき独りで波打ち際で心行くまで遊んでもらってから、今日の海遊びは終了ってことにする。 帰りがけに明日の事を確認するためダイビングセンターに寄ると、夕方に打ち合わせをしましょうとの事。了解です。 部屋に戻りベランダからビーチを眺めと、目をつけていた岩場に親子らしき釣り人の姿が見える。このあと行ってみようかと思っていたのだが先を越されちまった。さっきバスで一緒だったロッドケースを持ってた親子かな? 外はいつの間にか滝のような雨が降りだし、岩場の親子連れがびしょ濡れになって戻ってくところだった。 雨も止んだし釣りにでも行こうか、とも思ったのだが、また降られても困るなあ、なんて思いながらビールを飲みお菓子を食べながらテレビを眺めてゴロゴロていたら、結局晩ご飯の時間になってしまった。 みんなでログブックを持ってビーチ前のダイブセンターに行き、たいきの体験ダイビングについて確認すると一応OKということになった。それじゃ明日は3人とも2ダイブするということにして、申込書に記入。明日は9時半集合だそうだ。 ダイブセンターを出て、雲の隙間から夕焼けが見える空の下、レストランへ向かう。 しかしレストランに入ると、そこに待っていたのは想定外のバイキング!しかも結構な豪華版だ。しまった〜、ご飯前にお菓子あんなに食べなきゃ良かったよ〜 と激しく後悔(^^; ローストビーフやハンバーグ、焼肉、串カツなど目移りしちゃうが取り合えず取れるだけとってきた。昨日までがロハスでオーガニックなメニューだったからこのメニューはなおさらありがたい。 食後のデザートも豊富で今回もまた死にそうになるくらいいっぱい食べた。ふ〜幸せだけどぐるじい〜。 部屋で一休みしたあとは、たいきのご希望で花火大会。フロントに行くとバケツを貸してくれたので、 それにしても、ここはホテルの目の前でスノーケリングも花火もダイビングもできて、晩御飯もバイキング、部屋も綺麗で景色も抜群。ほんとにパラダイスだ。 さあ、明日はダイビング。どんな海が待ってるだろう。楽しみ〜 |