とかしくビーチ前で体験ダイビング

  部屋で海パンに履き替え、水中カメラの準備をしてダイブセンターに下りていくと、今日うちらの面倒を見てくれるスタッフのお兄さんが待っていた。プチアフロでちょっとチャラいけど、なかなか親切そうな感じの人だ。

 早速ブリーフィングを始め、今日のスケジュールを教えてもらう。1本目はORAT家の貸しきりボートでビーチのちょっと沖で体験ダイビングとなった。そのあと昼食後にもう一本潜るそうだ。最近午前中に2本潜ってしまうパターンが多かったので、昼飯にビールを飲めないのはちょっぴりショック・・・

 そのあとは体験ダイビングのレクチャーになった。たいきに呼吸や耳抜きの仕方の確認をすると、ちゃんと覚えていたみたい。ただ鼻をジュルジュル言わせているので耳抜きができるかちょっと心配だ。

 ブリーフィングが終わったら、次は機材を貸してもらう。
 ここで問題になったのがたいきのウエットスーツ。最初は子供用を持ってきてくれたのだが当然入らず、女性用のSサイズを持ってきてもらう。これで裾と袖を折り返せば何とか着れるんだよね。でももうちょっと痩せような〜

 僕もBCとレギュレーターを借りたのだが、BCはちサイズがキツキツ。「もう1サイズ大きいのがあったんだけど、今お客さんが使ってるんですよね〜」という。なかなかでっかい人がいるんだな。しょうがないからストラップを目一杯伸ばして無理やりサイズを合わせた。

 機材の用意ができたら、たいきはボートの脇でアフロ君からちょっとだけシュノーケリングの指導を受ける。まあいつもやってるから特に問題もないだろう。

案の定あっという間にスノーケリング講習は終了。それじゃボートに乗り込み、ポイントへ出発だ!

今回のスタッフはたいき専属でアフロくん。僕らのガイドにはベテランっぽいお兄さん。ここはシバさんとしておこう(爆)
そしてもう一人、スタッフの対応を見てるとお客さんのようにも見えるのだが、でも業務もやってるみたいなのでスタッフなのかな?というなんだか良くわからないカメラを持ったお兄さんの計3名。マンツーマンだね。

ポイントは浜からボートで5分ほどの、その名も「とかしくビーチ前」。
海は穏やかで天気も最高。海も太陽の光を吸収してすばらしく綺麗なエメラルドグリーンに輝いている。

機材を装備して、シバさんと僕らだけ先にエントリーして水中で待機していると、たいきも海に入ってきた。
でもやっぱり耳が抜けにくいようで、潜行に苦労しているようだ。

たいきが降りてくるまでの間、うちらはアンカー周りで適当に遊ばせてもらう。

白い砂地に点在するサンゴの根はとってもケラマっぽい風景だ。

根の上には小さなギンポやヘラヤガラの姿が見える。

そして下の岩陰にはヨスジフエダイが群れていた。


そのうちたいきも何とか降りてきた。大丈夫かな?


大丈夫みたい(^^)良かった良かった。

それじゃみんな揃った所で移動開始。たいきのことはアフロ君がしっかりエスコートしてくれている。

ここらへんは水深も5mほどしかなく、光が海底まで届いてとてもリラックスした気分で潜っていられる。
こういうポイントは好きだなあ。

浅場のサンゴにはデバスズメが群れている。とても綺麗な風景だが、
ちょっと近寄りすぎるとみんな一斉にサンゴの中に隠れてしまう。

たいきはどうしたかな?と探しに行くと、アフロ君と一緒に色々観察しているようだ。
これなら僕は安心して撮影に専念できるよ。

白い砂地に点在するサンゴの根にはいたるところでクマノミとイソギンチャクの共生が見られた。

そしてウミウシ発見に萌えるひーこは今回も色々と見つけてくれた。

さらにはウミウシばかりじゃなくハナビラウツボも。中々やるな。
いつも思うのだが、このウツボのどこらへんがハナビラの所以なんだろう?

サンゴもここまで来れば十分元気だ。
でも前はこんなサンゴがシュノーケルで気軽に行ける範囲で簡単に見られたんだけどね

そしてお約束の家族そろって記念写真を撮ってから

各自ぼちぼちエキジット。久しぶりの沖縄の海中はやっぱいいね〜

今回のデータ  エントリー10:40 エキジット11:35 水温23度 透明度25m

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