たいき5本目 タマルルへ

  一本目を終え浜に戻ると一時解散。次は13:30にボートの所に集合と言う事で部屋に戻った。
 ダイビングも場所によっては朝から出ずっぱりで、ボートの上で弁当を食べ午後からもう1本なんて所もあるが、一度昼に部屋に戻れるのは気分的にとっても楽、こんな所もポイントが高いとかしくビーチだ。

 シャワーを浴びて乾いた服に着替えたら朝作ったオニギリとサンドウィッチで節約お昼ごはんにする(^^;
 まあこれからまた潜ると思うとこんなもんで十分だ。でもビールが飲めないのは辛いなあ・・・

 食後テレビを眺めながらベッドでちょっと昼寝をしていたらいつの間にか集合時間になっていた。
 慌ててまだ湿気ている海パンに履き替え浜に下りる。 午後も天気は上々。最高のダイビング日和だね。

 2本目はファンダイブのお客さん達と一緒のボートに乗ることになった。今回もたいき番にはアフロ君がついてくれる。
 お客さんは6名ほど。うちら以外にもう1組親子連れがいたのだが、この子供がまるでたいきをそのまま巨大化したようなそっくり体型の巨漢。大きなサイズのBCを使っていたのは彼だったようだ。
たいきも「オレにそっくり!」とビックリしている(^^;

 思わずお父さんに話しかけたら、彼は6年生だそうで、向こうもたいきのことを見て「そっくりだ!」と思っていたらしい。
しかし2年後、たいきもあれくらいになるのかなあ ・・・
 ご両親ともいい人で、お兄ちゃんもたいきと同じような性格っぽくてとても親しみの持てる親子だった。
「一人っ子は太るんだよね、だからたいきくんの体型を見て、すぐ一人っ子だってわかったよ」とはお母さんの説。
 栃木から見えてるそうで、去年ここで親子そろってCカードをとったそうだ。なかよしでいいねえ(^^)

 浜を出るに10分ほどで今回のポイント、タマルルに到着。岩山がそのまま海中に落ち込んでいるような地形で、午前中の一本とはかなり趣がちがいそうだ。

 たいきはダイビング前にひとっ吐き。そんなにボートも揺れなかったんだけどなんだかもう儀式と化してるなあ・・・

  ファンダイブの人たちが潜行するのを待ってうちらもエントリー。ここは湾の外だからか、水がとても澄んでいる。
 たいきは今回も耳が抜けにくいようで、潜行に手間取っていた。アフロ君よろしく頼むね。

 たいきが降りてくるのを待つ間、ボートの下のサンゴで見つけたメガネゴン相手に魚に近寄る練習をする。

 そのうちアフロ君に付き添われたたいきが何とか降りてきたのでみんなでゆっくり移動開始。

 海底はやはり砂地がほとんど見当たらず、サンゴの張り付いた大きな岩がゴロゴロしているダイナミックな景観だ。

 ここでもウミウシハンターのひーこは綺麗なやつを見つけてきた。でもこれはウミウシじゃなくてヒラムシだね。

さらに擬態ハンターひーことしてもサツマカサゴの仲間を発見。

水路は海底から見上げると崖に挟まれた谷底のようだ。

アーチ状になった岩棚の下には40cmくらいあるアカククリが隠れていた。

 ぐるっとひと回りしたらボートの所に戻ってきた。後は減圧停止を兼ねてここらへんでちょっと遊ばせてもらう。

何かいないかなあ、とさ探すととシャコガイのペア発見。こんな近くにいたら将来きっとぶつかるよなあ・・・

 と、これを最後にエキジット。これにて今回のダイビングは終了。お疲れ様でした。

今回のデータ  ポイント タマルル EN14:10 EX14:53 水温23度 透明度35m

 浜に戻るとお客さんたちはタンクを下ろすのを手伝いはじめた。そういえば、若い頃はタンク運びなんてスタッフに負けないくらいやってたけど、最近殿様ダイビングばっかりでそういうことすっかり忘れてたよ。反省。

 みるとたいきのデッカ版兄ちゃんも頑張ってタンクを運んでいた。
 どうも彼に対抗意識を燃やしているらしいたいきは、重いから止めとけという周りのおとなの忠告を「大丈夫だよ!」と跳ね除け、自分もタンク運びを手伝いだした。

 えらいぞだたいき。それでこそ一人前のダイバーってもんだ。でも半ケツ出てますよ〜(^^;

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