バンコクへ

 今年の冬はなんだか暖かくて(帰国後めちゃくちゃ寒くなったのだが・・・)なんだか冬遠征としての盛り上がりにいまいち欠ける気がするが、まあそれでもやっぱ日本は冬だ。南国へ脱出できると思うとウキウキする。

 今回のフライトは、成田発17時過ぎのタイ航空。お天気の心配もなさそうだし、土曜日だから会社も早退しなくて済み楽だ。と、余裕の気分で成田に到着。


 タイ航空のカウンターでチェックインをすると、係りのお姉さんが「席がバラバラですけどよろしいんでしょうか?」と聞いてきた。そういえば予約を取るとき、ひーこが「3人並びの席の両端を取っておけば、わざわざ真ん中の席取る人いないだろうから余分に1席ゲット作戦」でセコく座席指定してたなあ・・・

 直前になって混んできそうになったら座席を変更しようと言っていたのだがすっかり忘れてた(汗)
 しかもよりによってこの便満席だそうだ、どうしよう・・・・

 しかし向こうはさすがプロ、そういうことだとわかっていたようで、中央4人がけの席ではあったものの、なんとか3人で並べる席を確保してくれた。助かったよ、タイ航空のお姉さん、ありがとう〜

 いきなりつまずいてしまったが、あとは割とスムーズに進み、フライトまでの待ち時間はこれでしばらく飲み収めであろうスーパードライを飲みながらゆっくりすごす。

 そしてもうすぐ日が暮れるというころ、飛行機に搭乗。成田を飛び立った。

  離陸後これから1週間お世話になるシンハビールでまずは一杯。今回の旅のお供はドラクエ5だ。この機体は個人用のモニターがないので暇つぶしにちょうどいい。シンハはタイ航空のオリジナルラベル

 そのあとはお楽しみの機内食、ひーこはカレー、僕は魚料理をチョイスした。たいきのキッズミールはハンバーグ。

 食後、ビールを飲みながらゲームをしているとなんだか周りが騒がしくなってきた。
 座席は中央列最後部だったのだがこれがいけなかったようで、機体最後部のちょっと広くなっているスペースが、席に座るのに飽きた人たちがたまり場になってきたのだ。

 中には「そりゃその身体でエコノミー席に座っているのはさぞ辛いでしょう」と同情したくなるような巨漢も混じっている。
 さらにこれにトイレ待ちの人々の行列が加わり、うちらの席のまわりは四六時中ガサガサとして、おちつかないったらありゃしない。

 結局この状態が着陸直前まで続き、かなりしんどいフライトになったが、定刻どおり無事バンコクに到着。いつもながらボーディングブリッジの隙間から入り込んでくる生暖かく湿った空気は熱帯に来たのを実感できて気持ちいい。

 広いスワンナムブーム国際空港の中を早足で移動して、団体客で混雑する前にイミグレーションを通過、ホテルのピックアップのスタッフに合流したときには疲労困憊していた。

 迎えの車が来るまで30分くらい待っていていろというので、その間にコンビニでビールや夜食を買っておくことにする。  お菓子の棚にはちょっと変な日本語のお菓子があふれていて面白い。
 ひーこが買ったお茶は飲んでみてびっくり。壮健美茶みたいなつもりで買ったのだがめっちゃ甘いのだ。これがタイ風?

 そうこうしているうちに迎えの車が来たのでもう1組の白人一家と一緒にミニバンに乗り込み、15分ほどでホテル着。
 去年の空港のトランジットホテルくらいのつもりで選んだホテルだったが、着いてみたら意外に豪華なところだった。

 部屋もまだ新しくてきれいだ。テレビにはアニメチャンネルもあり、日本語のアニメもやっていてたいきも大喜び。
時刻は午前0時過ぎ、日本時間だと午前2時だ。たいきは飛行機の中で寝てたから意外と元気みたいだが、こっちはもうくたくた。一風呂浴びてからシンハを一本飲んだら眠くなってきた。明日は11時出発だからゆっくり朝寝できるぞ〜

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