ジャングルリゾートで昼ごはん

 ホテルに戻るとひーこ達はちょうどプールから上がるところだった。まだ遊んでてくれてよかったよ。

 みんなで一緒に部屋に戻って短パンに履き替え靴下を脱ぐと、ヒルが付いていたあたりからから血がにじんでいた。くそ〜、靴下の上から咬まれていたのか。ヒル恐るべし・・・

 重機材を7D+タムロン18−270mmの軽装に持ち替えると、国道沿いまで昼ご飯を食べに出かけることにした。

高原の町カオヤイとはいえそこは赤道間近の熱帯地方。真昼の日差しはすっごく強くて、ちょっと歩くだけで汗がダラダラたれてくる。でも真冬の日本でガタガタ震えているのに比べたら天国だ。

 国道までの長い道のりの途中、道路わきの木にムネアカゴシキドリが止まって「コッコッコッ」と鳴いているのを発見。
こんなとき270mmまで使えるこのタムロンのズームはとってもありがたい。

 国道に出ると昼ごはんを食べられそうな店を探してブラブラと歩いてゆくが、もう2時近いせいかやっていそうな店はほとんどない。喉が渇いて暑いけど、この白昼の炎天下の異国の道ってのはなんか楽しいなあ。

 道端の看板に止まっている、イグアナのようなトカゲを見つけた。こんなのも南国散歩の楽しみの一つだ。
とても綺麗なオレンジ色をしているが、看板の色に合わせて体色を変えているのだろうか。

 かなり遠くまで行ってみたものの、食事のできそうな店がみつからない。あまりここで時間を食って夕方のコウモリ洞窟を見に行くのに遅れてしまってもいけないので、ホテルの近くまで戻ってきて「The JungleHouse」という宿のレストランに入る事にした。

レストランの入り口には犬が寝そべっている。そりゃこんなに暑くちゃバテるよね。

 レストランに入り、食事ができるか聞くとOKだというので席に着き、まずはシンハを注文。クーラーはないけれど、日陰に入るとさわやかな風が吹いてきて気持ちいい。

 テラスの周りには仏像が飾られていて、向こうからはここで飼っている象が歩いてきた。そこにシンハのラージが運ばれてくる。これってタイ以外のナニモノでもないよなあ・・・ からからの喉に染み渡るシンハ、幸せだ〜

 一息ついてメニューを見るとタイ料理から洋食までいろいろそろっていて目移りするが、ひーこはそろそろタイ料理は飽きたそうで今日のところはスパゲッティ、僕はフライドヌードルと書いてあるのをパッタイだろうと目星をつけて頼み、たいきはシンプルに中華風チャーハンを注文。値段もうちらのホテルの半分くらい(それでも地元価格と比べら他たかいんだろうけど)と良心的だ。

 注文を取りに来たウェイターのお兄ちゃんは英語が良くわからないみたいだったけど、それでも一生懸命「これ、辛い」とか「この写真、これ」とか教えてくれて、とっても感じが良かったなあ。やっぱ片言でも相手とコミニュケーションを取ろうとする姿勢が大事だよな。うちらも英語がんばろ。

 食事が来るまでの間ビールを飲みながら庭を眺めていると、白いリスがウロウロしていたので撮影に出動。真っ白なんだけどアルビノではないみたいだ。

 湿った地面の上には蝶が集団で水を飲みに来ていた。
ここの庭はうちらの泊まっているホテルより生き物が豊富で気持ち良いなあ。

 いろいろ撮影しているうちに食事が運ばれてきたので席に戻る。ひーこのスパゲッティは肉がたっぷりのケチャップ風味で家で作るミートソースみたい。僕のは前にモラコットリゾートで食べたような汁多めの平麺ビーフン。結構美味しい。

たいきはイメージどおり普通のチャーハン。普通の味ってのもまた幸せだよね。

 ビールとご飯でお腹いっぱいになりいい気分でレストランを出ると、夕方の部スタートまであと1時間になっていた。
 それじゃホテルに戻って出かける準備をしよう。
 Jugle Houseで飼われている象と一緒に記念撮影してから、再び炎天下の道をブラブラ歩いて帰る。

 ホテルに着くころにはみんな暑くてバテバテ。
 ひーことたいきは水に足を浸して涼もうと、エントランス横の柵を乗り越えてプールに進入。

まんまと係りのおばちゃんに見つかってしまい、グダグダと文句を言われていた(^^;

さあ、部屋に戻って支度をしなくちゃ。

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