ジャングルハウスのバジルライス

 ホテルに戻ると案の定ひーことたいきは待ちくたびれていたようで機嫌がわるい。やばいなあ・・・明日のバンプーの件もあるし、ここはご機嫌とっておかなきゃ。あわてて荷物を置くとすぐに昼ごはんを食べに出発。

 しかし二人とも冷たくて僕が蝶とかトカゲとか

ノドアカゴシキドリとかを撮っていてもどんどん行ってしまう。

今日はいっぱい待たせちゃったから、さらに待っててくれとも言いにくいので走って追いかけるしかないのだ。

 ゲートのところで何とか追いつくと、今日もジャングルハウスへ向かった。

 店の中には一昨日のお兄ちゃんがおり、うちらのことを覚えててくれたみたいで笑顔でサワディカップと挨拶してくれた。うちらもサワディカップ、シンハ2つとコーラね、とたのんで昨日と同じテラス席に着く。

 すぐに冷えたビールが運ばれてきて、ひーこの機嫌も直ったみたいだ。よかったよかった(^^)

 今日は何にしようかねえ、とメニューを眺めると、昨日ナンさんが食べていたバジルライスがあったのでこれに決定。
たいきは普通のチャーハンをたのんだ。

 食事ができるまで、今日もビールを飲みながら庭を眺める。これがとってもいい気分。うちらの泊まっているグリーナリーリゾートと比べるとかざりっけがなくて素朴だし、次回カオヤイに来ることがあったらここに泊まりたいなあ。宿泊代もうちらのホテルの何分の一かだもんね。

 庭の木では今日も白いリスが走り回っていている。今日はそれに加えてカザリオウチュウもやってきた。

 それともう一羽、オニクロバンケンモドキ(Green-billed Malkoha )の姿もみえる。この鳥は今回ここで初めてみた。やっぱりこの庭はいい場所だねえ。

 このカザリオウチュウだがとても気が強く、この庭にいるものはオニクロバンケンモドキでもリスでも気に入らないらしく、自分からけんかを吹っかけまくっていた。鳥はまだしもリスにまで突っかかっていくなんて度胸があるよなあ。

 そんなのを見ているうちに料理ができてきた。初めて食べるバジルライスはどんなだろう。見た目はすごく美味しそう。

 このご飯の形はクマ?なんかかわいいねえ。ご飯がこんな形だからと思って油断していた。具とご飯をま混ぜて口に入れる。う〜ん、うまい。ひき肉を醤油で炒めたような、見た目どおりの美味しさ・・・と思ったら辛れ〜〜〜!!!

 なんかめちゃくちゃ辛いんだけど〜。改めて具を見ると青唐辛子と赤唐辛子が山盛り入ってる。こりゃお腹いたくなっちゃうなあ・・・。何せお腹の弱さだけは人に自慢できるのだ(^^;

 でもせっかく作ってもらったんだから残すのは悪いよな、と思い、唐辛子を徹底的に排除する事にした。
 けっこうな時間をかけて脅威を取り去ると、本場バジルライスも日本で食べるかなり辛めのカレー位まで落ち着いて、なんとか食べる事ができた。
 ひーこはそのままヒーヒー言いながら食べてたけど大丈夫なのかねえ・・・

 最後にビールで口直しをして、腹ごなしに散歩しながら宿へ戻る。

 途中明日のバンプーの事を話してみると、どうせバンコクまで帰るんだからということで許可が下りた、やった〜
 それじゃまだヤマショウビンの希望は残ってるってことだ。明日が楽しみ!
 

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