ワイナリーという名の土産物屋 |
今日の夕方はひーこのリクエストでワイナリーに連れて行ってもらう事になっている。4時半に迎えに来てくれる予定だったので、どうせ遅刻するだろうとちょっと遅れていってみると、珍しくナンさんはもう来ていた。 ナンさんに明日のバンプー行きOKが出たというと大喜びしていた。きっと彼も仕事にかこつけて海鳥を撮りに行きたいに違いない。途中で大きなお寺と砂の城かなんかにも寄ってくれるという。観光もできるからひーこたちも喜ぶだろう。それじゃ11時くらいに迎えに来てくれるようにとたのんでおいた。 ナンさんと奥さんは車内に、僕らは荷台に乗り込んで夕方のカオヤイの町を走り出した。ここからワイナリーまでは自転車でいけるくらいの距離だというので気が楽だ。 さらにカオヤイ国立公園内での鳥撮りスケジュールがすべて終了したと思うと、結果はともあれ開放感がある。 しかしここからが結構長く、行けども行けどもそれらしい建物は見えてこない。 結局1時間近く走ってやっと車は止まった。自転車でもこれないことはないだろうけど1日がかりじゃないかねえ・・・ その後10分ほどでほんとにワイナリーに到着(^^; ナンさんに「ワイナイリーって来た事ないの?」と聞くと「No」。 ナンさんのカメラには、今日は100mmマクロが付いていた。いいレンズ持ってるね。というと「サンヨン以外に持っているのはこれだけだ」といっていた。それにしてもサンヨンISといいこの100mmマクロといい、タイ人の収入ってそれほど悪くないのかな、それともこの仕事が儲かっているのか・・・ 店の脇の木にトカゲがいるのを見つけたので撮影していると、程なく買い物を終えたみんなが店から出てきた。 これで終わりとはワイナリーツアーって言ってもなんかあっけなかったなあ。 駐車場に着くと、芝生の上を※ヒメマミジロタヒバリが歩いているのを発見。ひーこと奥さんが「ほんと、鳥となると目の色が変わるんだから。いやんなっちゃうわ」みたいな話で意気投合しているのを背後に聞きつつナンさんと一緒に撮影。 車に乗る前に奥さんに「もう帰るの?」と聞いたらもう一軒よって行くとのこと。今度こそワインを造っているところが見られるのかも。それじゃとにかく行ってみよう。 移動中、道の向こうに岩山が見えてきて、そこに崖崩れでできたような大きな洞窟があった。あそこもコウモリたちの住処に良さそうだなあ、とレンズ越しに覗いて見ると、崖の中腹に小さな仏像が安置されているのが見えた。さすが仏教国。それにしてもあんな所までお参りに来る人いるんだろうか? その後車に揺られてボーっと外を眺めていると、ブドウ畑が増えてきた。これならちゃんとしたワイナリーがあるかも。 そしてたどり着いたのはブドウ畑のなかの・・・お店(^^; ここも工場はお休みだそうで、やはり開いているのはみやげ物コーナーのみ。さらに生憎客はうちらだけだ。もう夕方だからねえ。 そしてころあいを見て店の外の出るとほっと一息。みんな揃っでブドウ畑の前で記念撮影した。どうもお疲れ様でした。 これでほんとにワイナリーツアーは終了。あとはホテルに戻るだけ。 ホテルに戻り、ナンさんと明日の約束をして分かれると、部屋でシャワーを浴びてから今日もいつものレストランへ。 まずまみんなでかんぱ〜い、4日間お疲れ様! ここでの食事ももう最後だと思うと、美味しかったもの、まだ頼んでいなかったものをいろいろ食べたくなってしまい、 ところがたいきはなんか疲れてしまったようで、コーラを飲んだだけで食欲がなくなってしまった。生あくびなどをしながら寒がったりしてかなり調子が悪そうだ。大丈夫かなあ・・・結局一口も手をつけないまま残ったハンバーガーはもったいないから僕が全部食べる羽目に・・・最終日はちょっとやばいくらいぐるじい〜 そしてあまりの満腹に気絶しそうになりながら部屋に戻ると、不調のたいきが心配ではあったが |