ムンジャンガンでダイビング |
今日たいきについてくれるのはスリ君という日本語ぺらぺらのガイドさん。僕らのガイドもしてくれる。よろしくお願いします〜 たいきがウエットスーツを着るところまで見届けると後は彼に任せて一段落。出発までちょっと時間の余裕ができたので、僕も部屋に水中カメラの準備をしに行った。 そして戻ってくると、二人はプールの中で練習中。上がってきたスリ君にたいきの様子を聞くとちょっと耳が抜けにくいが大体大丈夫だそうだ。 それじゃ練習もできたし、レンタル機材の用意も出来たので、ボートに乗って出発〜 うちらのボートはOrat家とスリ君、もう一人スノーケルのガイドの兄ちゃん、そして船頭さんだけの貸しきり状態。これならあんなに焦ることなかったかなあ。 ムンジャンガンまでの海はとっても穏やかで、ここらへんは乾季の面目躍如といったところだろうか。 スリ君はなんせ日本語ぺらぺらだしとっても気さくなので、おしゃべりしていて楽しくなってくる。 久しぶりの家族以外の日本語がうれしくて色々しゃべっているうちに、ムンジャンガン島が大きくなってきた。 そしてボートは数年前にスノーケリングをした桟橋に到着。たいきとスノーケルのガイドさんをここで降ろして、僕らはちょっと離れたダイビングポイントへ移動した。 ポイントに着きブリーフィングを受け、機材を装備してエントリー。潜行するとなんかレギュレーターが渋い気がする。 海中は底の見えないドロップオフ。海外はこういうポイントが多いなあ。潮はわずかに流れていて、それに任せてドリフトダイブと言う超楽チンなパターンだ。透明度も素晴らしく、やっぱり乾季はいいなあと実感した。 ウォールにはソフトコーラルやサンゴがびっしり付いていてとっても綺麗だ。 そしてウォールのくぼみにたまった砂の上にはあこがれのニチリンダテハゼが!しかしピントが合わないし光がうまいこと当たらずブレブレだ!くやし〜 バブルコーラルシュリンプもなんだかいまいちの結果。ちょっと機材に限界を感じてきたなあ・・・ しかしこのレギューレーター、吸い心地悪すぎ。軽く吸うとすごく渋くて、強めに吸うと一気にエアーがどーっと出てくる。こんなの昔だったらパニくってたかもしれない。エアーのゲージを見てみると、残圧はちゃんとそこそこあるものの、エアーを吸うたびに針が激しく上下する。これってバルブ半開きの状態だよなあ・・・ まあここまで来たらしょうがない。とりあえずこの一本を潜ったらレギュレーターを交換してもらおう。 しかしオレンジのテンテンの派手なウミウシを撮った後カメラにトラブル発生。 なんだかファイル番号をリセットしろみたいな表示が消えないのだ。もしかしてメモリーがいっぱいなんじゃないかと思い、その後はボケブレカットの削除に集中しているうちにエキジットの時間になってしまった・・・ ボートに上がってさっきの桟橋まで戻ると、たいきとガイドの兄ちゃんがスノーケリングを楽しみ中。 今日の昼ご飯はホテルで用意してくれたランチボックス。アフリカで食べたランチボックスよりは安全そうだ。中身はクラブハウスサンドウィッチ。たいきはビーフバーガーを頼んでいたがそっちの方が美味しそうだった。 お腹いっぱいになったらしばらく休憩。暑いので、たいきと一緒に波うち際でたゆたってクールダウン。 その後、体を拭いてデジカメのトラブル解消に努めるが、どうもメモリーがいっぱいなわけじゃなく、ファイル番号をリセットするには一度フォーマットするしかないようだ。 そして午後の部スタート。前回サメが海に落ちるコウモリを狙って集まっていた島の裏側に回り込んだボートは岸の断崖に近づいていく。するとオーバーハングした岩の下の窪みになにやら動くものが・・・スリ君に頼んでもっとボートを近づけてもらうと、そこにはたくさんのコウモリが集まっていた。しかしすごい数だ。 前回はこういうところに波がたたきつけ、コウモリたちが右往左往して海に落ちていたんだろう。しかし前回と打って変わって海はとても穏やかだったしサメもいないみたいだ。 さらに進むと大きな寺院が見えるポイントに到着。島を挟んで桟橋の裏側くらいになるのかな。ここがポイントらしい。 そしていよいよ緊張のたいき初海外ダイブ! 僕もレギュレーターを交換してもらいたいきと一緒にエントリーした。今回も少し流れがあったが、その流れに任せてドリフトダイブ。とはいえほんとにゆるい流れだし、流れる方向も一定していてブナケンの時のドリフトとは天と地ほどの差がある楽ちんダイビングだ。 そして40分ほどのダイビングも無事終了。たいきもホッとしたようだ。ムンジャンガンの海は予想していたよりずっと綺麗だったな。出来たら装備十分で潜りたかった・・・それじゃミンピに戻ろうか。 |