めげずにジャワショウ |
バリもついに今日が最終日。昨日の緊急対応セット、ロクヨン+7D+テレプラスをリュックに詰め込み、首からIXY1000をぶら下げて今回最後の朝撮りのために部屋を出た。 しかしフロントに行くと昨日頼んでおいたはずのバイクが来ていない。あの兄ちゃんちゃんと頼んでおくって言ってたのにいい加減だなあ。 しょうがないので一度部屋に戻ると、たいきが起きてきていた。昨日寝たの早かったもんね。 30分後、フロントへ戻るとレンタルバイク屋のおじさんがスクーターを持ってきてくれていた。それじゃ出発。 いつものライステラスに乗り入れ、昨日と同じ所にバイクを置いて歩きはじめる。 道端に蛍光オレンジのとってもきれいな蝶がいた。タテハチョウの仲間だろうか?はじめてみる色合いだ。 昨日のポイントまで登ったが、ジャワショウは姿はおろか鳴き声も聞こえない。 谷底を見下ろせる所まで来ると、朝靄の向こうに隣のライスフィールドが輝いていた。あっちのほうが良さそうだな・・・ というわけで、昨日Sさんに教えてもらった所から谷底に降りた 川沿いの薄暗い田んぼの中を歩き回っていたのはシロハラクイナ。 前方の道の上で日向ぼっこしているのはヘビかと思ったらトカゲだった。 やがて道は森の中からライスフィールドに出る。 人々の前では刈り取り後に逃げ出した虫を狙っているのか、アマサギの群れが降りていた。 しかし向かって右側ではアヒル農法のアヒルたちがガーガー言いながら歩いているだけ。 順光だし場所もバッチリ。しかも最高のシチュエーションだ! そしてなんとかデッカちゃんゲット!やった〜!今回一番のジャワショウだ。 さらにもう一歩近づいた所で気付かれてしまい、ジャワショウは奥の椰子の木に飛んでいってしまった。 今撮ってたのはこの鳥だよ、とジャワショウの画像を見せるが、こんなのがいるなんて全然気付かなかったそうだ。 ジャワショウはどうしたろうと見渡すと、まだ奥の椰子の木に止まっているようだ。ファインダーに入れて見てもらおうと思ったが、ロクヨンをもってしても遠すぎて点にしか見えない。 「それじゃもう一回チャレンジしてくるよ」と彼らと別れ、奥の椰子の木に続く畦道を歩き始める。幸いその道は三脚を広げられるだけの幅があるので助かる。 肉眼でも確認できる距離まで接近してファインダーを覗いて見ると、暑いからだろう、口をあけてハーハーやっていた。 この場所でもかなり近くで撮影することが出来、とりあえずジャワショウビンは満足がいった。 |