石垣空港が近づくと天気も良くなってきて、眼下にサンゴのリーフが見えてきた。この風景を見るのも久しぶりだ。
そして飛行機は石垣空港に着陸。タラップを降りると懐かしい石垣島の熱気があふれていた。
石垣島は夏空が広がり日差しもガンガン、やっぱ沖縄はこうでなくちゃ!なんか元気出てきたぞ〜
いつもならここでレンタカーを借りるのだが、今回前半は川平でダイビング漬けで過ごす予定だ。
となると2日間のレンタカー代がもったいないので、ダイビングショップで送迎をしてもらうことにした。
空港から出ると今回お世話になるショップ「さうすぽいんと」のスタッフのお兄さんがうちらの名前(でも間違えてる(^^;)を書いたボードを持って待っていてくれた。こんなダイビングツアーみたいな来沖も久しぶりだなあ。
送迎車に乗り込み空港を出ると、お兄さんにお願いしてまずはマックスバリュー空港前店に寄ってもらう。
やっぱここに来ないと石垣島に来た気がしないんだよな。ここで川平2泊分のビールとつまみ、
それに昼ごはんがまだだったのを思い出しオニギリも買っておく。
ほんとはダイソーも見たかったけどお兄さんをあんまり待たせるのも悪いので、今回はやめておいた。
これで準備も完了。車は一路川平へ向かう。
車中でお兄さんと色々話したが、マンタの最近の状況を聞くと結構な確率で見られているらしい。期待が持てるなあ。
折角デジ眼のハウジングも買ったんだから、ずっと見たかったニシキテグリはどう?と聞くと、
ポイントがあまり綺麗な所でないので一般受けが悪いらしく、冬場の海の荒れたときにしか潜らないそうだ。
他のお客さんもいることだしこちらは無理っぽいな。
最近のダイビング事情の話になると、ここの所ダイビングサービスで働いていた人が独立して開く新しいショップが
増えたのに対し、ダイビング人口は減っているようでお客の取り合いみたいになってしまい中々厳しいそうだ。
うちらが前回までお世話になっていたショップも、スタッフがみんな辞めてしまったのはそういう絡みもあるのかな。
幸い今回になるさうすぽいんとは昔から続いていてスタッフの出入りも少ないようだ。
そういうお店は信頼できる気がする。
そんな話をしているうちに川平に到着。まずはショップに寄って、ダイビングの申込書、免責書を書く。
たいきも今回はちゃんとしたダイバーだから、自分の申請書は自分で書かなきゃならないのだ。
そのあと今日の宿、「リゾートライフ・カビラ」まで送っていってもらう。
ここはダイビングショップに紹介してもらった所で、赤瓦の母屋の周りにコテージが並ぶ、沖縄気分満点の宿だ。
車から荷物を下ろすと、後で明日からのレンタル機材のサイズ合わせに行くを約束してショップのお兄さんと別れる。
さて誰か出てくるかな?と思ったが人の気配がない。早く着すぎたかな?ここで誰かが来るまで突っ立っているのも
しんどいので、母屋に行って呼び鈴を押すこと数回、なんだか素朴な感じのおじさんが顔を出した。
どうやら彼がここのオーナーのようだ。やっぱりうちらが来るのが予定より早かったようだ。
大慌てでうちらが泊まる部屋へ案内してくれた。ボソボソと設備の説明をするその感じ、なんか好感が持てる人だ。
宿の環境も中々良くて庭にはハイビスカスが咲き乱れ南国っぽい。
今回泊まるのは一番道路側のコテージ。
部屋の中は6畳一間とちょっと狭いが、テレビと冷蔵庫、エアコン付き。小さいけど縁側もある。
真新しくてとても綺麗で快適に過ごせそうだ。
バスとトイレは別々で清潔。老後二人で暮らすならこれくらいの家で十分だな。
オーナーのおじさんの説明が一通り終りカギを渡されてチェックインの手続きは終了。
「出かけるときはクーラー付けっぱなしにしないで下さいね」と念を押しておじさんが帰ったあとは、
荷物をかるく片付けてから石垣島再訪を祝してとりあえず乾杯!
おにぎりも食べてお腹も落ち着いたところで縁側に座って釣道具を引っ張り出し仕掛けを作る。
今回はアオリイカ一本狙いでエギで攻める予定だ。
今日は特に予定もないし、夕ご飯も7時半からだということだからのんびりできる。
なんだか風邪もすっかり治ったような気分で体調もかなりよくなってきた。さすが石垣島パワー!
2本目のオリオンを飲み干し釣りの準備ができた所で、そろそろさうすぽいんとへ向かうことにする。
夏の日差しがガンガン照りつける川平公園までの一本道をのんびりと下ってゆくと、ショップまでは5分ほど。
さっきのお兄さんがいたので、みんなのBCやウェットスーツのサイズを合わせてもらう。
レンタル機材は全体に新しくてまだ綺麗だ。これなら安心して使えるだろう。
ダイビングの準備はこれで完了。後は明日潜るだけだ。
それじゃ次は川平湾へ釣りに行こう!
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