川平でエギング

さうすぽいんとを出て川平公園へ行くと、まずは石垣島再訪を報告するため川平様にお参り。
今年も来ました!来年も来れますように!

そのあといつのも撮影ポイントへ向かうと、川平湾のなんともいえない海の色が目に飛び込んで来た。
この色を見ると石垣島に来たなあ、というのを実感する。

記念撮影のあと、ガジュマルのトンネルを抜けて真っ白な砂浜に出たら、早速釣り開始だ

さっきさうすぽいんとのお兄さんにイカ釣りのポイントを聞いたら
船を係留しているロープ周りがいいらしいと教えてくれたので、そこらへんを集中的に狙ってみよう。
期待をこめてファーストキャスト。う〜ん、この景色の中で竿を振れるだけでも幸せだよな〜

ひーこは「イカ釣り命!」なのでそのまなざしはかなり真剣だ。最も今まで一匹も釣った事ないのだが(^^;
景色もうちらのことも眼中にないようで、キャストを繰り返しながらどんどん先に進んでいってしまう。

釣りをしているとグラスボートの整理をしていたお兄さんがやってきた。
ロープ沿いにタイトにエギを投げているから根がかりが多いので、それで文句を言われるのかな、と身構えてたら
「ここは赤とかオレンジがいいみたいだよ〜」と教えてくれた。

さらにもうちょっと先に行くと、ボードがたくさん係留してある所があるからそっちの方が釣れるかも、とのこと。
なんかセコセコしてなくていいよなあ。お礼を言って先に進む。

普段川平はちょっと立ち寄るだけだからあまりゆっくり出来ないけれど、
こうやって現地に泊まって見ると、時間を気にせずのんびりできて中々いい。
照りつける太陽に汗がいっぱい出て、風邪の悪い成分も一緒に出て行ってくれるような気がする。

キャストを繰り返しながら徐々に湾の出口に向かい、大きな岩を回りこむとその先に隠れビーチが現れた。

沖にはダイビングボートが何艘も係留されている。さっきのお兄さんが言ってたのはここのことだろう。
これは釣れそうな気がするぞ!早速釣り開始だ。

ひーこも負けじとエギを投げる。なんだかその姿がすっかり板についてきたな

・・・・

しかしアタリもカスリもしない。やっぱりうちらにはアオリイカはハードルが高いのか・・・

そのうち潮もだんだん満ちてきた。太陽にあぶられてさすがに疲れたしノドも渇いてきた。
そろそろ引き上げようか、とさっき来た道を引き返すと、砂浜だった所は既に海の中だった。

短パンをびしょびしょにしながら海の中を歩いて戻るのは、それはそれでまた楽しい(^^)

そして川平の浜から上がると、夕日に照らされた坂道を宿へ向かった。

宿に戻るとシャワーで砂と潮気を落としたあと、縁側に出て夕方の風に吹かれながら一休み。

ビールを片手にたいきとおしゃべりしていると、アカ様が「キョロッキョロッ」と鳴きながら宿の前を飛び過ぎていった。
これが今回初アカ様。どこかそこらへんに止まっていないか探してみたが、見つけることは出来なかった。

そして夕焼け空の向こうに太陽が沈むと

お待ちかね、晩御飯の時間♪

母屋の食堂には地元食材から肉野菜炒め、マグロのマリネからデザートにサーダアンダーギーまでつい
た晩御飯が用意されていた。これにおひつに入ったご飯とおみお付けがいてボリュームたっぷり。
オリオンを飲みオーナーのおじさんや隣の家族連れとお話しながらのんびり食べてお腹いっぱい。

食事を終えて外に出ると西の空はまだうっすらと明るかった。
南の島は日が暮れるのが遅くて、それだけで幸せな気分になれるな。

なんだか今日一日で風邪もずいぶん良くなった気がする。

さあ、明日はダイビング。ぐっすり眠って完全回復だ!

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