しんどい石垣の朝 |
今朝は良く眠ってすっかり元気!のはずだったが、クーラーがきつかったせいか咳が出てよく眠れず、 これで体調万全だったら三脚担いでで出かける所なんだけど、今はさすがにそんな気力もなく、再び横になって そのあといつの間にか二度寝をしていたようで、7時過ぎになって目が覚めた。でもやっぱり本調子ではない。 8時からの朝食は多すぎず少な過ぎずちょうどいい感じ。これからのボートに備えてご飯は一膳で止めておいた。 食後は部屋に戻ってハウジングの組み立てだ。今日はこのデジ眼用マクロハウジングのデビュー戦。そう思うと多少身体が辛くても気合が入るってもんだ。それに今日はたいきのファンダイブデビューだもんな。やっぱり記念すべき最初の一本目は一緒に潜りたい。 ショップに着くと元気を装いつつ今日一緒に潜るみなさんに挨拶。そして機材の確認・・・と思ったら、店先のベンチにめちゃくちゃ大きいハラビロカマキリ発見!体長はオオカマキリくらいある上、幅はずっと広いので、まさに巨大な感じで大迫力だ。やっぱり熱帯だと虫って大きくなるもんなんだろうか。 しかしこのハラビロカマキリ、なんだか自分の鎌が胴体に引っかかって取れなくなり困っているみたいだ。かわいそうなので取ってやろうとしたら威嚇してきたので、こんな恩知らずなヤツはもう知らん、とそのまま放って置くことにする。 機材を軽トラに積み込んだら人間はワンボックスカーにギュウギュウ詰めになって乗り込み出発! 舗装路をそれてサトウキビ畑の中のでこぼこ道をバウンドしながら突き進んでいると、なんだか兵員輸送車に乗っているような気分だ。 そして到着したのは昨日エギングをした浜だった。ここで機材を受け取り、ボートに乗る班分けをしたら、沖に停泊しているボートに向かって海の中を歩いていく。と言っても海は穏やかで、ブナケンの荒海でボートに乗り込んだ時と比べたら赤ちゃんみたいなもんだ。腰まで水に浸かるとウエットスーツの中に水が入ってきて気持ち良い。 ボートの上で機材のセッティングを終えると、出航の準備が整うまでのあいだ上部デッキに上って辺りを眺める。 やがて出発の準備も整ったようで、ボートはゆっくりと走り出した。そして川平湾を出ると、一路西に向かう。目指すは米原あたりだろうか。 ついこの間まで台風が来ていたとは思えないような真夏の穏やかな海が何処までも続いている。 |