マンタスクランブルで強制冷却 |
一本目を終えるとその場でインターバルの休憩に入った。そこで持ってきた釣竿にエギをつけて投げてみると・・・ おおっ!何処にいたんだかなにげにアオリが寄ってきてるじゃないか! 船長兼ガイド兼ショップオーナーの守さん始め、スタッフや他のお客さんも大注目してくれている。ここは釣らねば! 結局イカは釣れないまま2本目に向けてボートは移動開始。向かうは本日のメインイベント、マンタスクランブルだ!果たしてマンタは見れるだろうか しかし波を蹴散らしながら到着したマンタスクランブルはボートがいっぱい。ここの漁協の規定でここでは一回に停泊できる船の数が決められているようだが、明らかにそれを上回る船の数だ。 守さんはこういうとこはちゃんと守る人のようで、ちょっと離れた第2ポイントにアンカーを打った。果たしてこれが吉と出るか凶とでるか分からないけど、もしかしたら真下でマンタがぐるぐる回っているかもしれないと思うと気がせく。たいきにやっと生マンタを見せてやれるかもしれないからね。 体調的には幸い一本目では咳もそれほど出なかったのだが、熱っぽさは健在だ(^^;ここは潜って水冷で強制冷却するのが一番かも。というわけでとっととエントリー! それでもガイドさんに付き添ってもらってなんとか潜行完了。一度度潜ってしまえば問題ないみたいだ。 それじゃマンタ探しに行きますか! 中層を泳ぎながら、いくつかの谷を超えたあと、守さんの指示でマンタが来るであろう根の周りで待機する。 マンタ待ちの間はほぼフリータイム。彼方の中層を凝視して、いつ現れるとも知れないマンタをじっと待つ人もいるが、僕としては折角水中にいるんだからマクロのテストをしない手はない。一本目はぱっとしなかったからなあ・・・ 根の周りの珊瑚を探すと絶好の被写体、イシガキカエルウオ発見!100mmマクロってワーキングディスタンスがすごく長いので、その距離感に戸惑いつつもまずは一枚。 次に見つけたのはヘビギンポの仲間だろう。こういうじっとしててくれる魚はつい撮ってしまう。 つづいてこちらもどっしり派のメガネゴンベ。露出はマニュアルにして後はカンと試行錯誤あるのみ。デジタルはその場で確認できるから、試行錯誤もしやすいのだ。RAWで撮っとけば多少の露出の失敗もごまかせるし、良い時代になったもんだ。 こちらはオジロスズメダイの幼魚。。体長2cm位。こういうのをコンデジで撮るのは難しい。F30だったら絶対撮る気にならなかっただろうが、こんな動き回る魚もシャッターラグが少ないからなんとか撮れる。 守さんがたいきと一緒に覗いている岩陰も見てみるとタコがいた。 水中を漂うゴミにしか見えないのはオハグロベラの幼魚。体長数ミリといったところだろうか。こういうときはデジタルの本領発揮で数打ちゃ当たる作戦。昔はワンダイブで36枚しか撮れなかった事を考えるとすごい進歩だ。一眼で撮っていると、そのギャップをなおさら強く感じる。 泳ぎ回るアイゴの仲間もカメラを向けてシャッターを切ればちゃんと写っているカットもあるのだ。 その後もニシキヤッコ メガネゴンベのドアップ アケボノチョウチョウウオと撮影していて、マンタ待ちの事などすっかり忘れていた(^^; 結局このダイブでは残念ながらマンタは現れず、最後に愛想の良いサザナミフグに遊んでもらってエキジットとなった。 まあまだ明日があるさ。 |