マンタは見れるか!?

 海から上がるとインターバルの間は今日もイカ釣りにチャレンジ。
アオリは寄ってくるんだけど相変わらず食いつきはしなかった。難しいなあ。でもワクワク感は楽しめたのでいいか。

 そして2本目は再び川平石崎でマンタ狙い。早いもので今回のラストダイブだ。
今日も船と一緒に並んで飛んでくれるエリグロアジサシを撮りながらダイブポイントに到着。

到着したマンタスクランブルはあいかわらずすごいボートの数なので、うちらはちょっとはなれたマンタシティーにアンカリング。果たして今日こそマンタは見れるだろうか。海を覗き込むと、期待感から岩陰がマンタのように見えてしまう。

 海から上がってきた他のボートのグループがいたので様子を聞くと、
今ちょうどマンタが出た所だという!よっしゃ、これは大チャンス!早いとこエントリーしなくっちゃ!

気がはやりながらエントリーすると、水中ではキラキラ光るキビナゴの群が出迎えてくれた。

しかしとりあえずボート下にはマンタはいないようだ。
みんな集合して落ち着いた所で、マンタがいそうな場所に向けて水中移動開始。
ここは守さんの長年のカンに頼るしかない。

ここと思われる根に到着すると、身体が根の上部より上に出ないように姿勢を低くしてマンタが現れるのを待つ。

そして待機すること数分、根の向こうからぼんやりとした巨大な影がゆっくりと姿を現した、マンタだ!

マンタはどんどん近づいてきて静かに真上を通過していった。その大きさは畳2畳じゃきかないだろう
しかし何度見てもこの出会いには荘厳さを感じ圧倒されてしまう。

そのあとマンタは根の周りをグルグル回り続け、時には宙返りをして腸洗いをしたり、
仲間を連れてきたりと大いに楽しませてくれた。

一番多いときには珍しいと言われる1mほどの赤ちゃんマンタを含めて計4匹の乱舞を見ることが出来た。

たいきもしっかりマンタを見ているようだ。よかった、やっと水中で本物のマンタを見せてやることが出来たよ。
がんばってCカード取った甲斐があったよな。

ちょっと気持ちに余裕も出てきたのでその姿をじっくり観察すると、
マンタの周りにはコバンザメが何匹も張り付いていた。

マンタが大きいだけあって、そのコバンザメもブリくらいありそうだ。

本職の販促用に、マンタリングとのツーショットも撮っておいた(^^;

こうしてマンタとの遭遇も大成功!エアーも少なくなってきたので、大満足でボートに戻る。

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