海を目指せ! 地獄の川下り |
さあ、それじゃ今度は川下り開始だ。帰りは水の中を歩いても、流れに後ろから押される形になるのでわりと楽。 とはいえ大岩の間を降りたりするのは登るより怖い。慎重に行かないとね。 見た目怖そうな落ち込みは手で体重を支えながら足元を確かめ少しずつ進み、ひとつづつクリアしていく。 下流に行くにつれ水量が増えてくると進むのはかなり楽になってきた。 岸辺にはキノボリトカゲ再登場 広いプールは飛び込んでそのまま流されていく。気持ちいいねえ そしてわりと余力を残したまま車を止めている橋の下の到着。これで一応ゴールだけど なんて気軽に先に進んでみたが、ここから先は水の量が激減。地面にしみこんじゃうのだろうか? 全身を使って岩を這うようにしてすすんでいくと筋肉痛や打ち身で全身が痛くなってくるが、 そしてしばらくすると、アダンと岩の向こうに海が見えた! こうなると海岸まで一気に駆けてゆきたいところだが、岩に阻まれなかなか先に進めずもどかしい。 それでも海岸線は少しづつ近づいてくる。 そしてやっと海に到着!やった〜!ちょっと感動だ いや〜しんどかった〜。さっきまで寒かったのがもう全身汗まみれだ。みんなよくがんばったもんだ。
しばらく海に浮かんでくつろいでいると、ここから帰らなくちゃいけない現実を思い出した。 どこか直接国道に出られる近道でもないかと周りを眺めてみたが、背後は一面アダンが壁のように密生している。 沖にはダイビングボートが浮かんでいるのでいっそあそこまで泳いでいって救出してもらおうか まあしょうがない、ここから橋の所までほんの数百メートル。がんばって帰るしかないだろう。 あまり長いことだらだらしていても帰る気力がどんどん萎えてゆきそうなので、 でも帰りは後どれくらいか見当がついているせいか思っていたよりは楽だった。 やがて想像していたよりは大分早く橋が見えてきた。あとちょっと、がんばろう! そしてついに橋をくぐりぬけ、いつものプールに到着!ひゃ〜疲れた〜 こうして遭難することもなくなんとか渓流完全制覇完了。しかし疲れたねえ |