2011年度石垣遠征撮り収め

いよいよ石垣遠征最終日の朝になってしまった。今日も天気は曇り空。いまいちテンションあがらないなあ・・・
天気のせいもあってまだ薄暗いので、ホテルを出るとまずはクワガタポイントへ向かった。

 途中の電柱には今日もカンムリワシの姿が見える。今回コンスタントに出てきてくれたのはこいつだけだったなあ。

 そしてあまり期待はせずに到着したクワガタポイント。 はたして三度目の正直はなるだろうか・・・

 そっとトラップをひっくり返してみると・・・今日も成果なしだった。残念
 クワガタは片手間で取れるほど簡単じゃないんだろうな。時期ももうちょっと早くなくちゃだめなのかも。

トラップをすべて回収すると改めてアカ様探しに出発!

まずは昨日のアカ様ポイントへ行ってみるが、今日は姿は見れないようだ。
仕方ないので一昨日たいきと一緒にアカ様を堪能させてもらったポイントへ向け車をゆっくり走らせていると、道路際の木にアカ様の姿を発見!車を急停車させ、そっとレンズを向けて撮影成功!こういう出会いがいいんだよな〜(^^)

 これですっかいいい気分になり、たいきのアカ様ポイントへ着くと、目の前をアカ様が横切った。飛び込んでいった木陰を覗いてみると!お〜給餌してる〜〜〜!若と親鳥のようだ!

 慌ててレンズを向けるがあっという間に餌の受け渡しは終わってしまい、レンズが安定する前に親鳥も飛んでいってしまったのでまともなカットは撮れなかった。

 しかし若はそのままマッタリしていてくれたので撮り放題だ。

 かなりの近さだったが、こちらのことを気にすることもなくノビノビとくつろいでくれたアカ様、いや若様。

 これが今回最後のアカ様となったが、納得いくまでシャッターが切れたので大満足。
終わりよければすべてよしってやつだ。

アカ様は納得いったし、この後他のポイントでアカ様を狙ってもきっと時間の無駄になるだろうと思い、
山を後にして昨日のシギチポイントへ向かった。目標はタマシギリベンジ。

そして到着した田んぼには、今日もシギチがいっぱい。

昨日のセイタカシギも健在だったが、タマシギの姿は見えなかった。

その代わり昨日は見かけなかった大型のチドリの群れを発見。ムナグロだ。夏羽から冬羽へ移行中のようで
きっちりと胸が黒い個体は少ないが、わずかに黄色を帯びた背中がなかなか魅力的だ。

 ここで狭い畦道に車を止めて後続車を気にしながら撮影するのも気が引ける。もうちょっと腰を落ち着けて撮影したいよな。そこで今日はちょっと離れた幅の広い道に車を止めて、そこから三脚を担いでシギチのいるポイントまで歩いて撮影することにした。

 しかし剥き身となるとシギチの警戒心は一気にアップ。まだ100m以上離れている状況でも、こちらの姿に気付いて飛び立ってしまう。これじゃトビモノしか撮れないや。これはキアシシギかな?

 さっきのセイタカシギはこちらがまだ姿を確認する前から奥の田んぼへ避難してた。結局このとき撮れたのはセッカのみ。これじゃシギチの撮影は全然無理だ。やっぱり車のブラインド効果はすごいんだなあ・・・

 しかたない、やっぱり車で行くしかないか。一旦車を止めた所まで戻ろうと歩いていると、担いでいた三脚が後ろに引っ張られるような感覚が・・・これってついこの前経験したなあ?と思ったと同時に体が動いて、雲台から外れて落ちかけたロクヨンのストラップを掴んでいた!あぶね〜!ぎりぎりセーフ!ロクヨンは腕の先にストラップでぶら下がっていた。
何が原因かはよくわからないが冷や汗が出たよ。怖いなあ

一旦車に戻ると他の車が来ないように祈りながら今来た道を車で再び引き返す。
するとセイタカシギは元いた田んぼに戻ってきていた。
車の中からだと「あの警戒ぶりはなんだったの?」って位こっちのことを気にしない。

さっき飛んだシギたちは奥の田んぼに集まっていた。こちらも警戒心全然ナシ。
幸い後続車も見渡す限りの範囲ではいないようなので、車を止めてゆっくり撮らせてもらう。

同じシギチの中でもアオアシシギは確実に一回り大きい。

他のシギと一緒に歩いているとその差は歴然だ。
多くのシギチがこの田んぼに集まっているようで、鳥密度が高いから良く目立つ。

ムナグロも結構近くで撮ることができた。ここで見られそうな鳥はタマシギを除いたらもうこれくらいかな。

なんて思ってたら前方から軽トラ出現。避けられる十字路があるところまでバックで避難して通ってもらった。
それじゃ僕もそろそろ引き上げるとするか。これで今回の石垣島での鳥撮りは終了だ。

まだいつもより早いけど今日はアカ様もシギチもそこそこ撮れたから満足だ。
今日のチェックアウトは11時、この時間なら急いで朝ごはんを食べればプールに行く時間もありそうだ。

前へ目次次へ

鳥見旅行記トップへ

inserted by FC2 system