彷徨 夜の那覇

お腹一杯幸せな気分で店を出て向かった先は・・・

いつものブルーシールアイスクリーム。つうかまだ食べるんかい!僕はビールでお腹がタポタポだから止めておく。

デザートをゲットしたら、腹ごなしに国際通りをちょっと散歩。
やっぱり夏休み真っ只中だけあって人も多くにぎやかだ。

歩いているとどこからか香ばしい香りが漂ってきた。それに釣られて行ってみるとバームクーヘンの店があり、
店の前のショーウィンドーで製作の実演をやっていたので眺めていると、店員さんが試食品を持ってきてくれた。
一口食べてみると周りがカリカリでメープルの香りがしてとっても美味い。ついお土産用に2ホール買ってしまった。
なんかまんまと作戦に引っかかってしまったみたいだな(^^;

しかし美味しいものを食べると幸せになれるなあ。気分もいいので、このまま牧市の市場まで行ってみよう。

魚屋の店先に並ぶグルクンやイラブチャー、沖縄だな〜

土産物屋のスナックパインやマンゴーも南国っぽい。

そんなお店を冷やかしながら牧市市場に到着。
しかし予想に反してまだ9時過ぎだと言うのにほとんどの店がシャッターを下ろしていてアーケードの中は薄暗かった。
市場自身もしまっているようだ。なんてこった〜 豚のチラガーとか熱帯魚の切り身とか見たかったのに〜

唯一開いてたのは観光客相手の土産物屋だけ。でも黒豚がたいきとマッチしてたのでツーショットを一枚(^^;

 なんか拍子抜けだけど、まあ散歩はできたから良かったかな、ということで国際通りまで戻ったが、
折角の沖縄最終夜だ。このままタクシーでホテルに戻ってしまうのも味気ない気がするので
ゆいレールの駅まで歩いてみようか、と提案するとみんな大賛成。

ということで国際通りから一本裏道に入るとすごく情緒のある雰囲気だった。これは散歩して正解だったな。
みんなも喜んでいて、やっぱりこの選択は間違っていなかったようだ。と、ここまでは楽しい気分で一杯だった。


・・・しかしこの道微妙に曲がっていて行けども行けどもゆいレールまでたどり着けない。
疲れてきたのかなんかみんなの口数も少なくなってきた・・・

そのうちひーこがトイレに行きたいと言い出し、たいきももう疲れた〜と泣き言を言うので
もうタクシーに乗っちゃおうかと思ったが、変に裏道に入ってしまったのでタクシーが全然来ない・・・

そのうちみんなの不満も高まって行き、この辛い状況は「歩こう」なんて言い出した僕のせいだとか言い出しやがった。
みんなも喜んでついてきてたろうが〜!なんか険悪なムードになってきた・・・

 全員ぶーたれながら歩き続け、それでもなんとかゆいレールの駅までは到着できた。ここでひーこは駅のトイレにに行ってしまい、僕とたいき2人が残された。たいきは目に涙を浮かべてふてくされている。むかつくな〜

 でもここまでくればあとはタクシーに乗って帰るだけ、と思ったが、観光シーズン真っ盛りのこの時期、
国際通りに集中してしまっているのか全然つかまらない。
空車を探してしばし大通りをさまようが、もうみんなの疲れも最高潮に達し、なんだかタクシーが捕まらないのまで僕のせいみたいな感じになってきてる。なんでそうなる?雰囲気は最悪だ・・・

そしてやっとのことで路地から出てきた一台のタクシーを捕まえることができ、
みんな疲れ果て、いがみ合い、無言でホテルに戻ったのだった(^^;

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