ラハダトゥ到着

 
スーツケースを受け取り10歩も歩くともう空港の外。ここがラハダトゥか。足掛け2日、やっと着いたな〜って感じだ。

今回うちらがお世話になるのはボルネオネイチャーツアーズといって、ダナンバレの高級リゾート
レインフォレストロッジの宿泊から送迎、ガイドの手配までを一手に取り仕切る唯一の会社だ。
言ってみればロッジの周辺の森はこの会社のプライベートフォレストって感じかも。

ホテルが高級なだけに移動車も立派でランクルのピックアップトラックを使っている。
アフリカのボロハイエースに比べたら全然グレードが高い。
車体後部にはカワリサンコウチョウのイラストがデザインされていた。今回見たい鳥の一つだ。

 まずはここから車で数分の小奇麗な事務所に移動して、申込書に記入したりして受付を済ませる。

 この時向かいに座っていた欧米人老夫婦、ご主人はEOS7Dに100−400mmのズームで事務所の向かいの木にやってくる鳥をチェックしていた。「何がいるんですか?」と、僕もこの日のために新調したシグマの50-500mmとD7000のセットを取り出して覗いててみると、「メグロヒヨドリだ、普通種だね」との答え。あとはキバラタイヨウチョウとマイナっぽいのがいるのが見える。彼らダナンバレーは初めてじゃないそうで、「前の時はどんな鳥が見れました?」と聞くと、「写真は撮るけど名前は覚えてないんだ」と奥さんと一緒に笑っていた。

 受付を済ませたらあとはもういつでも出発できるみたいだが、その前にビールの買出しをしておかなくちゃならない。
と言うわけで、RICKさん、にゃっちさんと3人で町に繰り出した。事務所の裏側が商店街になっていたのでそちらに行って見よう。

スーパーかコンビニでもあればと思ったのだが、ここいら辺はまだ昔の日本みたいに「〇〇屋」って感じで
一つの店で一つのカテゴリーの商品だけを売っているところが多いようだ。
ここは駄菓子屋さんかな?新ちゃんっぽいのとかドラちゃんっぽいのとかはパチモンだろうか・・・

東南アジアでは相変わらず「日本」に人気があるようだ。
こんなところにあるとはビックリの100円ショップも発見。ひーこがいたら大喜びで飛び込んじゃうだろうな。

道端にはこんなバイクも停まっていた。このステッカー自分で作ったのだろうか?なかなかかっこいいじゃん

 しかし店は雑貨屋、服屋、工具屋、パン屋などいろいろるけど、なかなか酒屋というのが見つからない。
コタキナバルの中華食堂でビールを買った経験から肉まんの置いてある店も覗いてみるが、アルコールは置いていなかった。

もしかして地方都市はイスラム色が強いのだろうか。あのジャカルタの悪夢が思い起こされる・・・・

 しょうがないので事務所に戻り、スタッフにどこかビールを売っている店がないか訊ねたら、ダナンバレーに行く途中でお店に寄ってくれるという。良かった〜これでビールは何とかなったよ〜。一番重要事なところだからなあ。

というわけで車に乗り込むと、いよいよダナンバレーを目指して出発だ!

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