キャノピーウォークは結構怖い
 オランウータンポイントをあとにして向こう側のキャノピーウォーク入り口へ向けて出発。

  ハイガシラアゴヒゲヒヨドリや良くわからない鳥(チャバネアカメヒタキ♀?を撮りながら坂を登りきるといよいよキャノピーウォークの入り口だ。

 このキャノピーウォーク、人一人が通れる幅しかないのでまずはワンコンとにゃっちさんが先行する。あまり多くの人数が一気に乗ってしまうとワイヤーが切れかねないよなあ。

 そのあとRICKさんが渡って次はいよいよ僕の番。まあ昨日のつり橋とそう変わらないだろうと思って歩き出すが、前を行くみんなの振動で結構揺れるし、下を流れる川を見るとちょっと足がすくむ。

 しかも両脇の手摺が意外と低くて僕のわき腹あたりまでしかない。ロクヨンの乗った三脚を担いでいるので僕自身かなりトップヘビーになっているためバランスを崩したらカメラを落っことすかカメラと一緒に落っこちるか、って感じでかなり怖い・・・

 でもここでびびったら先に進めなくなりそうなので、ここは鳥も下も気にせずにひたすら前方のプラットフォームだけを目指す事にした。大体このキャノピーウォークの上じゃ三脚を広げることもできないからな。

 やっとの事で最初のプラットフォームに着いてワンコンたちと合流すると彼は口寄せをやっていた。どうもカザリショウビンの声を真似ているらしいが、あまりやる気は感じられない(^^;

 このプラットフォームではキゴシハナドリモドキ(Yellow-rumped Flowerpecker)を見たが、ポジション取りに苦労しているうちにどこかへ行ってしまったので半身しか撮ることができなかった。プラットフォームも人が4人も乗るといっぱいいっぱいなのだ。鳥撮りにはあまり向いていないかも。

 ここから再びおっかなびっくりキャノピーウォークを渡り次のプラットフォームへ。

ワンコンは相変わらずカザリの声の口笛を吹き続けているがまったく効果はないようだ。
 ここではクリムネアカメヒタキ(Maroon-breasted Philentoma )に遭遇

 綺麗な声で鳴きながらどんどん移動してゆき、なんとか三脚をセットしてファインダーに入れたときにはすでにはるか彼方に行ってしまったあとだった。やはりここでの撮影は厳しい。これでカザリショウビンが出たら完全にパニクルな。

 しかしこの先のキャノピーウォークも成果なし。おまけに次のプラットフォームは2階建て。カメラを担いで手すりの低い狭い階段を登るのはかなりの恐怖、もう鳥撮りどころじゃなかった。

 そして最後のキャノピーウォークを歩いてちょっと階段を下りたらこれでおしまい。感想は「結構怖かった」だけ(^^;
 きっとアトラクションとして来るならかなり楽しめたんだろうが、うちらの目標はカザリショウビンだったからなあ。
 その期待していたカザリショウビンも結局影も形も見えずじまいで終ってしまった・・・orz

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