南国リゾートを後にして

 さあ、それじゃ朝ごはん!今日は時間に余裕があるので思いっきりリゾートの朝バイキングが楽しめるぞ。

昨日は行かなかった朝バイキング。みんなのお勧めはスープ麺だそうだ。なのでそれも交えてまずはこんなお皿。

 こういうところの朝バイキングはやっぱミーゴレンとかナシゴレンとかビーフンみたいな地元料理系がおいしいな。
 オムレツを作ってくれるブースもあったのだが、注文しても押しの強い中国人や欧米人のゲストにばかりに出来上がったオムレツが行ってしまい、全然うちらの番がまわってこない。

 あまりに出来てこないものだから、作ってる兄ちゃんに「いったいいつになったらできるんだ?」と聞いたらなんかマズなあって顔をしてる。こりゃうちららは後回しにされてるな。腹が立つので「もういらないよ」とキャンセル。こんな高級ホテルなのにこんな対応、ちょっとがっかりだ。

オムレツは諦めて、ハムとチーズとスモークサーモンとサラダたっぷりのサンドウィッチを作って溜飲を下げ、
食後のコーヒーもお替りしてもうお腹いっぱい。それでもまだバキュームたいきは必死で食べ続けてる。
いい加減にしてくれよ〜昨日お腹壊してただろうが!ここまで食べ物に執着されるとちょっと引くなあ(^^;

その後まだ物足りないといって不満タラタラのたいきをレストランから引きずり出して朝ご飯は終了。
しかしほんとに良く食べるようになったよなあ・・・

 部屋に戻ると荷物のパッキングが待っていた。水着が水分で少々重くなったかわりに持ってきたビールを全部飲み干したので重さ的には問題ないだろう。ロクヨンもD3もしっかりパッキングして出発し準備完了。
たいきはまだちょっとお腹がゆるいようでトイレを出たり入ったりしている。ぜ〜〜〜〜ったい食べ過ぎだって!

そしてチェックアウト時間の11時、部屋を出てレセプションでチェックアウトの手続きを終えたら
後はロビーで出発までのんびり過ごす。しかしさすが高級ホテル、請求額も半端じゃなかった(^^;

 時間になるとゲスト達はざわざわと動き出し、空港への送迎車に乗り始めた。一回じゃ全然無理なのでピストン輸送をしてくれるようだが、あまり遅くなるとまたイミグレーションで長いこと待たされそうだと思いうちらも早々に出発しようとしたが、たいきはまたお腹の調子が悪くなったようでみんなでトイレ待ち。ついでに僕も行っておいた(^^;

結局ロビーに残った人たちと一緒に最後の便に乗ることになったが、満員だったので僕は助手席に座らせてもらう。

 運転手さんとしゃべりながらの空港へのドライブ。島の中心部からフェリーターミナルに延びる道があったので「船でも来れるの?」と聞くと、今のシーズンは乾季だから1日2便、クアラトレンガヌから高速フェリーが来るが、雨季になると海が荒れるため大型船しか航行できず、ひどい時には週に1便しかフェリーが出ないこともあるらしいと教えてくれた。

やがて空港の建物が見えてきた。一昨日ここに着いたばかりだけどなんだかずいぶん長い事いたような気がするな。

 空港内に入ると一昨日見かけたのと同じ顔ぶれの日本人の観光客たちの姿が見える。みんな2泊3日くらいのスケジュールで来てるようだ。
心配していたイミグレーション通過も出国はあっさりしたもので、わりとすぐに手続きは終了した。

 搭乗時刻になると、みんなぞろぞろ歩いて飛行機へ向かう。途中で写真を撮っていると、イミグレーションの所にいた男みたいでかいお姉さんが近寄ってきた。怒られるのかと思ったら「撮ってあげようか?」だって。良い人じゃん(^^;
お言葉に甘えて3人並んで撮ってもらったが、これがレダン島唯一の全員集合写真だ。

そうこうしているうちに搭乗も一番最後になってしまったが、おかげでタラップに登る所をゆっくり撮影することができた。

狭い機内へ入ると今回は満席。荷物をどうしようかな、と思いCAに預かってくれないか頼むと、
席の下に入れておけと言う。ケチ!しょうがない、たいきの足元に置かせてもらうか。ちょっと狭いけど勘弁しておくれ。

そして飛行機は高鳴るプロペラ音と共にレダン島を離陸。1時間半後には再びシンガポールだ。

復路は光の状態がいいようで下の景色が良く見える。見下ろす島々の海の色がとても綺麗だ。
場所によってはこんなにサンゴもあったんだなあ。やっぱり潜っておくべきだったか、とちょっと後悔・・・

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