シンガポールはホッとする

やがて飛行機は無事チャンギ国際空港に到着。

再び歩いてターミナルへ向かう。入国審査はレダン島のときと比べると月とスッポンであっという間に通過。
バゲッジクレームに行くと、さすがにここではターンテーブルで荷物が回ってきた。

 それじゃまずは第2ターミナルへ行って預けてあるスーツケースを取りに行かなくちゃ。
 連絡バスに乗るため外に出ると、熱帯の花々が出迎えてくれた。シンガポールってなんだかホッとする。

マイナがすぐそばを歩いている。レダン島ではこの鳥さえあまり見かけなかったな。
シンガポールのほうが大陸に近い分鳥相も豊かなのか

バスで第2ターミナルに着いたところで問題発生。荷物を預けたのがどこだか分からなくなってしまったのだ(汗)
広いターミナルのあっちに行ったりこっちに来たり、重たいスーツケースを引きずりながら探し回ったが、
どうも見覚えのある場所がない。預けたフロアさえ曖昧になってきた、困ったよ〜。

しょうがないのでインフォメーションで聞いてみたらあっさり場所が判明。思っていたよりかなり端っこのほうだった。
しかしチャンギは広いなあ。疲れちゃったよ。

荷物預け所の隣がタクシー乗り場だったってのも来た時は気づかなかった。
それじゃホテルを目指して出発だ。

ハイウェイの中央分離帯に色とりどりの花が咲いている。シンガポールは花がいっぱいだ。
晴れ渡った空から降り注ぐ強い太陽光とあいまって熱帯の気分が盛り上がる。レダンから帰ってきたってのに、
なんだかこっちのほうがワクワク感が強いのはなぜだろう?

 車内では運転手さんの分かりづらいシングリッシュに苦労しながらもいろいろおしゃべりをする。

 明日はスウゲイブロウに行こうと思うんだけど、結構遠い?と聞くと、何しに行くんだ?という。さあ、ここで試練だ。 はたして僕の「Bird」が伝わるか!?この「鳥」ってのがバードウォッチャー以外の一般の人には中々伝わらないので、どう発音したらいいものかいつも苦労するのだ。
 今回も何度も言い直してなんとかバードウォッチングに行くというのが伝わったようだが、運転手さん、それならジュロンの「ブッパー」がいいよ、と勧めてくれた。「ぶっぱー」ってナンだ?「ぱー」はきっとParkだろう。じゃあ「ぶっ」は?もしかして「ブッダ」かな?そうかも〜!きっと「ぶっだ・ぱーく」の事なんだな。でもそんな所に鳥がいるんだろうか?少々疑問を感じながらも話をあわせていると「綺麗なブッがたくさんある」と言う。「ブッ」はこの場合仏像の事なんだろうか?
 そこでTemmple?と言い直して見ると、運転手さんは何言ってんだ?ッて顔をして「そうじゃなくてブッだよ、ブっ」???

 おおっ!もしかして「ブっ」って「Bird」!?運転手さんに確かめると満足そうなうなづきが帰ってきた。
そういやジュロンにバードパークってあるらしいもんな。「ブッパー」は「Bird Park」だったんだ〜!なんか目から鱗だよ。

そんな話をしているうちにサンズが見えてきた。今回も泊まるスイソテルがあるクラークキーももうすぐだ。

ブッパーの勢いで色々観光案内をしてもらいつつ、チャイナタウンを通過してホテルに到着。どうもありがとう運転手さん

 タクシーが止まるとすかさずベルボーイがやってきて荷物を運んでくれる。ここも中々の高級ホテルだ。前回アフリカの帰りに寄った時とても印象が良かったのでまたここにしたのだが、ちょっと出かけるにも便利な所だ。

部屋も前回と同じようなプールとリバーサイドを見下ろせる場所だった。これはひーこがリクエストしたそうだ。
広々して清潔な室内は相変わらず居心地よさそう。

窓からの眺めも申し分ない。プールと椰子の木が気分を盛り上げてくれる。

ベランダに出てみるとリバーサイドが良く見えて気持ちいい。これから3泊のんびりシンガポールを楽しめるんだなあ。

それじゃ無事シンガポール帰還を祝してタイガーで乾杯!

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