結構広い! |
この先そのまま行けば来る時最初に通った池に出るのだが、途中もう一箇所、海の方まで続いている周回路があった。パンフレットの地図を見た感じでは1.5kmくらいはありそうだ。ここはどうしようか。正直かなり疲れたしなあ・・・めちゃくちゃ暑いし喉も渇いたが、残った100PLUSはあと1/3ほど。三脚も肩にくい込んでズキズキする。 でもメイン通路はひっきりなしに観光客が歩くようになってきたので、もう鳥なんか見れなさそうだ。 この道は海の方まで向かい、海岸沿いにぐるっと一周してまたここに戻ってくるようになっている。 歩き始めてすぐ、展望台に遭遇。でも今は上まで登る元気なんてないのでそのままスルー。 橋を渡りループ状の道に出てしばらく行くと久々に鳥の姿を発見。極普通種メグロヒヨドリだけど、久々の鳥だ。こんなのでもうれしくてシャッターを切る。 その先は道に沿って金網が張られているエリアに出た。木が茂っていて見辛いが、腰をかがめて木の下からすかしてみるとわずかに海が見える。向こうに見える陸地はマレーシアだ。シンガポールでは対岸のマレーシアからの不法入国者を厳しく取り締まっているらしいから、この金網もその対策の一つなのかも。その割りにはちゃちいけどねえ・・・でもこの感じ、どこか身近にもあったような・・・ああ、葛西臨海公園の鳥類園だ! 水門の所まで歩いてくると、木が途切れてはっきりと海が見えた。対岸のマレーシア、ジョホールバルのビルも良くわかる。この距離だったっら泳いで不法入国もできそうだ。ただし見つかったら即銃殺とか・・・国境ってのは物騒だね。 そんな国境を越えて来たのかは知らないが、水門の反対側、マングローブの河口に海の方から大きな白い鳥が飛んできた。下の画像、中央左側に写っているのがわかるだろうか。 鳥の正体はシロトキコウ
(Milky Stork) 。でかくて白くて大物の雰囲気たっぷり。 ここにはハイドはないのだが、さすが大物だけあってこちらの事など全然気にせず、片足で泥水を引っ掻き回しながらしきりと餌を探していた。 シロトキコウの足元を小さい鳥が歩いていたのでチドリかな?と思ってみてみたらシロハラクイナ。シロトキコウがあまりにでかいからスケール感が狂ってしまっていた。 この川の所でループ状の道はやっと半分くらいだ。思ってたより全然広いじゃないか・・・
虎模様のでっかいバッタのおかげでなんとか頑張れたけどいやまじきつい。 暑さと重さに耐えてひたすら前に進み続け、クタクタになって人がいっぱいのメインロードに戻るとそのままルート1に合流。あとは池を半周するだけだが、それでもまだ単純計算で1.5kmか。遠いなあ。足も腰も痛くなってきたよ〜 時計を見るともう11時。ひーことたいきはもうユニバーサルスタジオに行っている頃だろうか。 |