晩ご飯はどこへ行こう
 結局まともな撮影もできないまま植物園を後にすると、途中にあったスーパーに寄って目的のビール類とお菓子の買出しを完了。

 その後部屋に戻ってまずはビールで乾杯!地図を眺めながらどこで晩ご飯を食べようか相談する。
 せっかく八丈島まで来たんだから島寿司が第一希望なのだが、受付のお姉さんの話だと一番近くの店では予約しておかないないと食べられないらしい。仕込みに時間がかかるようだ。
でも居酒屋とかに行けばメニューにあるかもしれないから、そこら辺を目指して出かけてみよう。

 午後7時過ぎに部屋を出ると、リビングの横のバーベキュースペースでは大学生位のグループが盛り上がっていた。明日は魚が釣れたらバーべキューも良いかもな。

 宿の外は電灯も少なくかなり暗いので、懐中電灯で足元を照らしながら目標の店を目指す。

 あんまり遠いのもしんどいのでまずは一番近い居酒屋に行って見るが、なんだか今日はお休みみたい。こんなゴールデンウィーク真っ只中の書入れ時なのにねえ。

 それじゃ2軒目は・・・潰れちゃってるよ・・・

 こうなったらもう何でも食べられれば文句はないよな。中華屋でもいいか、と3軒目に行って見たらこちらは営業時間7時までだって。終わるの早すぎっ

 そしてやっと4件目で営業している居酒屋発見。しかし中は大混雑だ。これだけ店が少ないんじゃそりゃお客は集中するよなあ。カウンターの中では老夫婦が忙しそうに料理を作ったりビールを出したりしているが、普段はそんなにお客が来ないんだろう、ちょっと困惑気味だ。

 それに輪をかけて忙しくしてしまうのは少々心苦しいが、この店を逃すともう晩ご飯にありつけないかも知れないので、申し訳なく思いつつも空いているカウンター席に座らせてもらう。するとすぐにお通しを出してくれた。イカの塩辛だったけど、さすが本場?だけあって生臭さがなくとっても美味しい。

 さあ、それじゃまずは生ビールだ。カウンター越しにおじちゃんに注文するとすぐに持ってきてくれた。ジョッキが凍っていて美味そう〜。改めて八丈島初上陸にかんぱ〜い!

 この込み具合じゃ料理が出てくるのは時間がかかりそうだと思い、おばさんが手の空いた隙を見計らって
ツマミをまとめて注文したのだが、意外にもいいタイミングで次から次へと料理が出てくる。

今日のメニュー、まずは山芋の磯辺揚げ。熱々をほおばってビールを流し込む、たまらんなあ・・・

 海にきてるんだからアサリの酒蒸しも食べておかなければ。

お腹が減ったのでシメじゃないけとソバ飯も

 大阪以来ORAT家で流行っている串揚げ、それにどて焼がわりのモツ煮込み。

 この頃になると座敷席のお客さんが一組帰っていった。新たなお客さんが来る気配もなく店内もなんだか落ち着いてきた感じだ。しかし八丈島の夜は早いんだねえ。

 ここで島寿司に行きたかったのだが、やっぱり予約しないと食べられないようなので、変わりに八丈名物、はんばのりの混ぜご飯のおにぎりを頼む。ひーこはお腹がいっぱいだそうなので、僕とたいきで頂いた。

 それを見ていて羨ましくなったらしいひーこさんは追加でシーフードのピザを注文(^^;

 そしてビールをもう一杯頂いて、この日の晩ご飯は終了。お会計が意外と高かったけど、まあ島だし他に店もないしこんなもんだろうか。

 再び暗い道を歩いて宿に向かうが、ほろ酔い気分で風に吹かれながら歩いていくのは身持ちいい。

 宿に戻ると風呂に入ってさっぱり。しかしこのあとが問題だ。どうも2段ベッドってのは普通のベッドとちがってゴロゴロとくつろぐ感じじゃないのだ。最初のうちはみんなで椅子に座ってビールとかを飲んでいたのだが、どうも落ち着かないので、2段ベッドの上段に移りとっとと寝の体制に入ることにした。明日は4時に起きてタネコマドリ探しに行かなきゃならないからね。

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