Yotinと別れ森の中から太陽の下の舗装道路に出ると、猛暑期の強い日差しが疲れきった体をムチ打つ。まさに真夏だ。重い三脚を担ぎ、足を引きずるようにしてたどるモラコットリゾートまでの道は永遠に続くように感じられる。暑いよ〜、喉がかわいたよ〜〜
そして事切れる寸前、やっとモラコットリゾートにたどり着く事ができた。もうダメだ・・・・
とりあえずみんなとは一息ついたらレストランで集合、ということで別れ部屋に戻るとクーラーを全開にしておいて、まずは水シャワーを浴びる。冷たくて気持ちいいね〜
頭も洗ってさっぱりしたところでパンツ一丁でベッドで大の字にねっころがる。ひゃ〜疲れた〜
クーラーの冷気に当たりながらしばらくゴロゴロしていたら暑さと疲れは大分解消された。
次の欲求は喉の渇きだな。まだちょっと早いけれどレストランに行っちゃおうかな。でもその前に洗濯でもしておこうか。ここのところ靴下とシャツとパンツの数が心もとなくなっていたのだ。なんせ1回鳥撮りにいったら全部汗でびしょぬれだからねえ・・・
洗濯石鹸もないのでとりあえずシャンプーでモミ洗いして、部屋の前の日向に干しておく。これだけ日差しが強ければあっという間に乾いてしまうだろう。
それじゃ改めてレストランへ〜♪
そのレストラン、今日はモラコットポンド日帰りツアーのお客らしきグループでいっぱいだった。中々繁盛してるじゃん。これだからあんな綺麗な部屋も増築できるんだろうねえ。
そのうち一つ席が開いたのでそこに座ると昨日の女の子がやってきた。この子誰かに似てるんだよなあ、と思っていたのだが、よく見ると昨日まで一緒に遊んでいた男子高校生Σだ(^^;
それじゃシンハのラージ一本ね。とお願いすると、すぐに冷えた食器と一緒にキンキンのシンハが運ばれてきた。
「コップンカ〜ップ」と言ったのだがまだ発音が良くないらしく、苦笑いと共にまた直されてしまった。きっと酔っ払いオヤジと思われてんだろうな(^^;
それじゃ一人だけどとにかくキマユシマヤイロチョウ撮影成功にカンパ〜イ!
んんんんん〜〜〜〜〜〜〜〜うんめ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
一仕事終えた後のビールはまたたまんない。
一杯目を一息で飲み干しもう一杯。ラージはお替りできるからいいよね
ここいら辺でRICKさんたちもやってきた。さあ昼ごはんにしようか。
まわりのツアー客を見ると、銀の壷みたいなのに入ったスチームライスに、野菜炒めやカレーなどのおかず数品のセットを食べている。メニューには乗ってないけど、うちらもご飯とおかずってのが食べたいねえ。
そこでさっきの女の子にスチームライスがないか聞くと、大慌てでおばちゃんを呼びに行った。やっぱり英語わかんなかったのかな? その後おばちゃんが来てスチームライスあるよ、というのでそれとおかず3品を注文した。
RICKさんとにゃっちさんは午後からに備えてビールは飲まないそうなので、改めてライムティーでカンパ〜イ。
ほんと、ヤイロが撮れて良かったねえ。午後からは車で森の奥に行ってカワセミ系を狙うらしい。
狙いは憧れのカザリショウビンとアオヒゲショウビンなんだけど、果たして今度はどうなるかな。
そして数分後、ダナンバレーの優雅な昼ごはん風に料理が並んだ。
昼はこれでセルフビュッフェ。好きなおかずをご飯に乗っけて食べるのだ。うまそうだねえ
朝抜きで行動していたのでお腹はぺこぺこ。夢中になって食べまくる。きょうも鶏のガーリックペッパーが美味い。これを白飯と一緒に食べたかったんだ。
ビールももう1本と行きたいところだけど、午後の行動にさしさわるとまずいので、今日の所はこれでやめておいた。
一杯食べてお腹が一杯になったらなんだか眠くなってきたなあ。
食後、それじゃまた後で、とみんなと解散し部屋に向かう途中、昨日のバナナのところでバンコクガイドさんが何かを撮っている所に遭遇。何かいるの?と声をかけるとオレンジハナドリを教えてくれた。ほんと、すぐ近くをチョロチョロしてるね。こういうのを撮る時はロクヨンよりブンブン振り回せる50-500mmの方が向いてるみたいだ。
オレンジハナドリを撮りながら今朝の成果をたずねると、どうも良くなかったらしくなんだか悲しそうだ。彼もガイドさんだから責任を感じてるんだろうね。でもやっぱりKNCはYotinがいないとどうにもなんないんだろうな。うちらは予約がとれてほんと良かったよ。これもにゃっちさんのおかげだね。感謝しなくちゃ。
さあ、それじゃ僕は午後からの第2ラウンドに備えて一眠りするかな。
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