竹富に行こう!

 宿に戻ってパンとコーヒー牛乳の朝ごはんを食べながら今日は何をしようか、と相談した結果、
竹富島へ行く事に決定。やはり八重山に来たら一度は行っておかないと。

 とはいえ別にガツガツ急ぐ気にもないので、しばらくテレビを見たりしてゴロゴロして11時過ぎにやっと出発。

 竹富で泳ぐとなればコンドイ浜だが、あそこはスノーケリングというより普通に海水浴をする感じなので、今回はマスクもスノーケルも持っていかないことにした。お陰でかなり荷物もコンパクトだ、と言いたい所だが、ストロボを外したとはいえハウシング+G12の水中機材、普通撮り用のニコ1、それに鳥用の50−500mmにD7000、と結構な大荷物になってしまった。まあ必要なものだからしょうがないのだ。

 宿を出るとすぐ目の前が石垣港だ。青い空の下、綺麗な海を眺めつつ歩いて離島桟橋に向かう。
 

岸壁から何か魚でもいないかと水中を眺めていると、ビニール袋のようなものが浮いているのが見えた。
しかし良く見ると・・・あれは恐怖のハブクラゲじゃないか!こんなとこまで流れ着いていたのか!

 ここまにハブクラゲがいるってことはコンドイ浜も安全とはいえないかも・・・とちょっと心配だが、
まああそこは外海とは切り離されているから大丈夫なんじゃないかな?そういう事にしておこう。

 離島桟橋につくと11時30分の船に乗る。いままで竹富に行く高速船といえば西表行きと同じような形だったが今回の船はずいぶん大きい。やっぱり観光客が増えたから船も大きくしたんだろうか。この船生憎オープンデッキがなく全席船内になっていた。こうなると船に弱いたいきにはちょっと厳しいようで、出航前から早くも酔い気味のようで元気がない。

とはいえ竹富島まではほんの十分ほど。
ターコイズブルーの海をひとっ走りで本格的に船酔いする間もなく竹富港に到着。
いつものようにレンタサイクル屋さんの車でお店に連れて行ってもらう。
今回も制限時間は時間貸し限度の3時間。それ以上になると1日料金となるのでみんな時間厳守で行こう!

集落を抜け、いつもの木のところで記念撮影。さすがに毎回このコースなので道も覚えちゃったな。

ここから外周道路へ向かう道は開放感があって気持ち良い。天気もいいし最高だねえ。

そして外周道路をちょっと走ってからサイクリングロードと思われる道に入り、
あとはのんびりと景色を眺めながらペダルを踏む。

少々の登り坂で息を切らせたあとは気持ちよい下り坂が待っていて、ここを下ればすぐにコンドイ浜に到着。
フクギの木立の向こうに綺麗な海が見えてくると、なんだか嬉しくなってくる。

浜には有料パラソルが並び大賑わい、なんだかリゾートホテルのビーチのようだ。
うちらはその先の人気の少ない木陰に荷物を置いて、そこをベースキャンプとした。

いやあ暑い暑い。それじゃ海に入ろう!水中機材だけ持って水に足を付けると、まだ潮が引ききっていないせいか
水は冷たくて気持ちいい。これが引ききっちゃうとお湯のように暖まって来るんだよな。

最初はハブクラゲがいないかとビビりながら歩いていたが、これだけいっぱいの人がいて誰も刺されていない
みたいだから大丈夫なんじゃね?とナットクし各自ドップリと海に浸かった。気持ちいいねえ〜

まだ潮が引ききっていないので、アジサシがやってくる筈の沖の砂州は現れていない。
これならしばらく家族サービスに専念できるな。こういうところでポイントを稼いでおかなければ。
それじゃしばらくみんなで海水浴を満喫しよう!

 と言っても海水浴なんて普段しないからどうやって遊べば良いのかいまいちピンとこないんだよな。
とりあえずプールで遊ぶ時みたいに泳いだりしてみようか。
今度のハウジングはワイコン代わりにワイドエアレンズというのをつけてある。
これは口径が大きくて直径20cm程のドーム状になっているので半水面が撮りやすいのだ。

面白いので波打ち際で半水面を撮ってみると、水の色が良くわかる。綺麗な海の色は水の色だったんだな。

そんなことをしているうちに潮がどんどん引いてきた。

さあ、それじゃ家族サービスは一時中断してそろそろ沖の砂洲に行ってみようか。 

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