釣りとコロッケ定食 |
再び岸のベースキャンプに戻りアジサシ機材を水中機材に交換してみんなの所に戻ると、2人は砂山作りに没頭していた。今回のこだわりだが水中の砂を盛り上げていき、波と戦いながら山を築く所に興があるらしい。 確かに海中から盛り上がった山になっているわな。ただ潮はどんどん引いていくので折角の水中砂山が地続きになるのは時間の問題。現在は陸地と砂山を隔てるための水路を製作中。 一方でひーこは捕まえた小さなカニの養殖池作成にも乗り出そうとしている様でなかなか忙しそうだ(^^; というわけで折角来たが僕の出る幕はなさそうなので、半水面写真に没頭する事にする。 そうやってしばらく波打ち際に寝転んで撮影していると、たいきの悲痛な叫びが聞こえてきた。 やっぱり自然の力には勝てないのだ、ということで砂山に見切りをつけ しかしナマコのバチが当たったのかジップロックに入れてポケットに入れておいたお金が水没していた。 その間に着替えを済ませると、自転車返却予定までは残り30分。まだちょっと余裕があるので西桟橋に行って見ようか。大方乾いたお金をポケットに入れて出発。 西桟橋までは自転車でほんの数分。ここはまた雰囲気がいいんだよな。 桟橋を先端のほうに歩いていくと、ここの常連、白いクロサギが出迎えてくれた。 あたりは潮が引ききっていてそこらじゅうで海底が露出している。でも先端まで行くとさすがに多少の深さはあるようだ。 ここで不意に釣り人魂が目覚めてしまった。根掛りを避けるためホッパーを結び沖に向かってキャスト。しぶきを上げさせながら岸近くまで引いてきた所でいきなりバシャっと何かがヒット。結構いい引きを楽しんだあと一気に引き上げると、15cm位のイッテンフエダイがかかっていた。こんなんで釣れるんだなあ、とちょっとビックリだ。 こいつをリリースしてその後も何度かキャストをしてみたが、あとが続かず時間切れ。 大急ぎで自転車をこぎ集落まで来たのはいいが、いつものように道に迷ってしまい何度も地図を確認してやっとお店に着いたのは予定より5分遅れ。でも店のお兄ちゃん許してくれて3時間分でOKとなった。ありがと! このお兄ちゃん、僕のシグマの50-500mmを見て強い反応を示す。彼もカメラ好きで150-500mmを持っているらしい。ボディーはD600を買ったばかりのニコ爺予備軍(^^; あまり長話をしているとお腹を減らしたひーことたいきが怖いので、後ほど送迎してもらう約束をして、近くで食事できそうな場所を教えてもらった。そして行ってみたらいつもの「かにふ」じゃん。竹富ではここでしか食事した事ないな。 でも前回と違って今日は資金たっぷりなので安心して注文できる。喉がからからなのでまずはオリオンで乾杯! ジョッキが凍る位冷えてて美味いの何の・・・・ そしてお食事はちょっと贅沢に「石垣牛・・・コロッケ定食」とまたも石垣牛。 石垣牛といっても昨日のハンバーグよりさらに石垣牛らしさがわかり辛かったが、美味しくいただきお腹いっぱい。 食事も済ませてレンタサイクル屋さんに戻るとちょうど港への送迎車が出るところだったので乗せてもらう。 しかし前はあれだけイカイカと騒いでいたひーこさんはバテてしまっていて待合室で待っているという。もう歳かねえ。 それじゃひーこには荷物の番をしておいてもらって僕らは釣り開始! したものの、エギはやっぱり難しいようで、全く釣れる気配がしないため早々にルアーに変更。2匹目のイッテンフエダイを狙ってさっきのホッパーを投げまくるがどうも反応がない。やっぱりちゃんと餌がないとダメなのかなあ。 というわけで、あとは石垣に戻って釣具屋で餌を買って仕切りなおすことにして釣りは終了。 次の高速船で石垣に向かったのだった。 帰りの船も行きと同じ大型船だったが、今度はなんと大混雑。座る席がなく立ち乗りとなった。 |