やっぱ豊年満作
 大混雑の高速船で石垣に帰ってくると、ひとまず宿に戻ってシャワーを浴びてからビールを一杯。やっぱり港の近くに泊まってると楽でいいねえ。

 そして一息ついたところでたいきと二人で釣りリベンジに出撃。

 まずは港の釣具屋さんに行って情報収集だ。気になっていたイカについて聞くと、2月ごろがベストだそうだ。ちなみにこの港からじゃ厳しいよ、と言われてしまった。となれば餌釣りで魚狙いだな。

 きっと小魚しかいないだろうからサビキで行く事にして冷凍オキアミブロックを購入して釣り場を探す。といってもそんな遠くまで行く気もないので船の泊まっていない、ちょっとだけ沖に突き出た岸壁を今日の釣り場に決定。

 早速仕掛けを作り、オキアミを詰めて釣り開始。仕掛けの周りにもオキアミを投げ入れると小魚が寄ってきた。しかしいかんせん獲物が小さすぎる。これじゃ針掛かりは無理だろうな。と思っていたら、小魚の群れに10cm位のハタタテダイやトゲチョウチョウウオの影が混じりだした。

 さらに時折メッキが横切るのも見える。たいきはそれを見て俄然やる気が出てきたようで、
ずいぶん真剣に海の中を覗き込んでいる。

 そしてついにアタリが来た!大興奮でファイトをするたいき。竿先がしなり、獲物の躍動を伝えてくる!
そしてついに上がってきたのが

デバスズメ(^^;
良くこんなちっこいの釣れたなあ・・・

でもまあ一匹は一匹。釣れただけでもよかったよな。

それじゃ日も暮れて来たしそろそろ晩ご飯を食べに行こうか

宿にひーこを迎えに行き、釣り道具を置いて再び港に戻る。早いもので気がつけば今日が石垣最終夜だよ。
みんなで太陽が沈むのを見届けてから今夜の店探しに出発だ。

 といっても今日はときにどこに行こうとかないんだよな。昼ご飯が遅かったからあまりお腹も減ってないし。
 とりあえずビールとちょっとしたツマミでも食べれたらいいか、って感じであてもないままブラブラと街の中を歩いていくと、前にも来た豊年満作という居酒屋の前まで来た。
 人気店だから混んでるだろうけど、とりあえず店員さんに聞いてみたら入れるというので、今日の晩ご飯はここに決定。

 と、またここで問題発覚。ひーこがまたもや財布を忘れたらしい。僕の財布も相変わらずスッカラカンだよ。どうするかなあ・・・と思ったが、カードも使えるらしいので、ここは僕のカード払いってことでパーっとやるかね。

 まずはここの名物、入店45分以内なら一杯98円のオリオン麦職人で行くしかないだろう。それじゃみんな、石垣最後の夜を祝してかんぱ〜い!

 それじゃツマミは何にするかな。ここはメニューも写真つきでいっぱい種類があるので楽しくなってしまい、さっきの「お腹も減ってないし」も忘れ次々と注文してしまう。

 まずはさっぱりとモズクと島ダコの酢の物。ここの料理は安いのに美味い。今までモズク嫌いだったたいきも、この時からモズクファンクラブの仲間入りをした。

続いてマグロとアボガドのカルパッチョ。タルタルソースがたまらんですたい

こちらは沖縄名物ヒラヤーチー。甘めのマヨネで今風にアレンジしてある。お好み焼きにはやっぱマヨだよな。

牛筋の煮込み、きっと石垣牛だ!そう思えばまた美味さも倍増だ。

そして瞬殺されてしまったカルボナーラ。撮る暇なかった〜

そんな風にご機嫌で飲み食いしてたら隣のテーブルの真っ黒に焼けた地元おっちゃんグループが写真を撮ってくれた。
やっぱ石垣の人たちは親切だよ。移住しても上手くやっていけそうだね(^^)

そしてつまみはまだ続く。石垣名物、ウスターソースにつけて食べるモズクの天麩羅は食べておかないと。

さらに沖縄と言えば欠かせないゴーヤチャンプルー。

流石にここらでお腹も苦しくなってきたので最後にスパム巻きを頼んで晩ご飯は終了。

ビールも何杯飲んだか覚えていないが、最初あまりノリノリでなかった割りに、
なんだかこの旅行中一番沢山飲み食いしてしまった気がするな(^^;

でも居心地良いし店員さんも気分が良いし、地元のお客さんも親切だし美味くて安かったからしょうがないのだ。

満腹満足で店を出ると、外は夕立が降っていた。まあ後は帰って寝るだけだ。散歩しながら濡れて帰ろうかね。

前へ目次次へ

鳥見旅行記トップへ

inserted by FC2 system