街に帰る
 昼ごはんはここから最も近いと思われる、来た時に買出しをしたイオン名護のフードコートにした。ここの所自炊が続いていたので他人の作ったちょっとジャンクっぽい食べものに飢えていたのだ。

 前にも入ったことのある沖縄料理の店に入り、海岸で干からびきった僕はまずオリオン。生憎ナマはなかったのでビンだけどまあいいや。

 うんめ〜 染み渡るなあ〜

そして食事はカツ丼と沖縄ソバのセット。宮古に続きここにもあったか。沖縄究極のセットだ。
しかもカツ丼は沖縄風じゃなくてちゃんと普通のヤツでありがたい。

 ひーことたいきは生魚に飢えていたようで海鮮丼と麺類のセットを注文していた。いろいろ制限のある食生活だったからなあ。二人ともお疲れさん。でもあれはあれで楽しかったよね。

 でも・・・久し振りの出来合いの味はやっぱりとっても美味かった。

 お腹もいっぱいになりビールでほろ酔いのいい気分の僕は、後の運転は全てひーこに任せ、以降は助手席でのんびりさせてもらう事にしよう。

 先を急ぐ旅でもないので名護からは高速は使わず下道で那覇を目指す事にした。この海沿いの道もいかにも南国っぽくて気持ちいいからねえ。

 かつての一大リゾートゾーンを眺めながら走っていくと、万座毛の看板があった。沖縄本島の代表的な名所だが一度も行った事がないなあ。それじゃちょっと寄ってみようか。

 看板にしたがい駐車場に着くとここも大混雑。何とか車を止めれるスペースを見つけ外に出ると、今まで忘れていた猛暑にさらされ一瞬たじろいでしまった。ヤンバルよりもこっちの方が暑い気がする。
やっぱり大きな森が近くにないせいなのかな。

 万座毛は断崖絶壁の上に道があり、そこを通って切り立った崖を見るというのが売りの観光スポット、見下ろす海の色はとても綺麗だ。20年位前このあたりで潜った時はウミガメだとかナポレオンフィッシュとか結構いろいろ見られたのだが、今でも海中は当時のままなのだろうか。あの綺麗な海が残っていてくれると良いのだが。

 陸の上は修学旅行生と中国人で非常に賑やかだ。暑いし五月蝿いので一応記念写真だけ撮ったらとっとと退散しよう。

 万座毛を後にして次に向かったのが嘉手納。 
前にも来たけど道の駅嘉手納の展望台に登るとぐるっと基地を見渡せる。

 なにかかっこいい飛行機でもいないだろうかと50-500mmを覗いて探してみるが、土曜日でお休みなのせいか飛んでいる戦闘機はおらず、ちらほらFA-18とF15が停まっているのが見えるくらいだった。

 ダークグレーの大型機が離陸していくが、こんなのあんまり面白くないもんな。F22とかオスプレイとかがあれば良かったのに、残念。

 それじゃ晩ご飯の予約時間もあるし、そろそろ帰ろうかね。

 ここからは高速道路を利用して那覇まで行き、まずは今日泊まるホテルで荷物を降ろしてフロントで預かってもらう。空港に行ってコインロッカーに入れておくって手もあったけど、高速を降りた後の那覇市内がことのほか渋滞していたため時間が圧してしまい断念したのだ。

 そのあとガソリンを満タンにすると、結構入ってちょっとビックリ。同じ3泊4日でアクアなんて10リットル位しか使わなかったのに。やっぱりガラが大きい分燃費もよくないのかな。

 とはいえヤンバルまで往復したんだし、ここまで一度も給油せず余裕で来れたのはさすがハイブリッド車ってところか、そういう事にしておこう。

 返車するのは前に泊まったことのある壷川のメルキュールホテルにあるレンタカーオフィス。
 借りたお店に返すとなるとそのあと那覇まで戻ってくるのが大変だろうから、このサービスはありがたい。

 それじゃカムリさん。4日間お疲れ様。でもやっぱりでかすぎてもてあましたなあ。
 それに焼き肉のタレ臭には閉口したので一応スタッフさんに指摘しておく。

 さあ、ここからの移動はゆいレール。大荷物がないので楽チンだ。

 県庁前で降りて再びホテルに向かい、チェックインを済ませて部屋にはいる。前回恐怖の一夜を過ごした那覇だったのでちょっとどきどきしたが、このホテルは綺麗だし明るいし大丈夫そうだ。

 この時点で時刻はもう午後6時50分。もうホッと一息入れている時間もシャワーを浴びる時間もない。なんせステーキ屋の予約時間は午後7時なのだ。

遅れたら予約をキャンセルされてしまうかもしれないので、急いで出発!

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