夕方散歩
  プールサイドで心行くまでごろごろしていたらなんだか光が夕方っぽくなってきた。
このままじゃ一日ゴロゴロしたたけで終わってしまうぞ。もったいないので夕方散歩に行くことにした。
今回も偵察装備の50−500mmとD7000のセット、それにFZ150だけを持って行く。

 さっきと同じほうに歩いていくと、レンタルの4輪バギーを見つけた。たいきがすごく乗りたがっていたが今酒気帯び中なので明日出直そうかね。今日のところはとにかく徒歩だ!

 今度は朝ごはんの店を超え、もっと先まで行ってみる。

 するとこんなところに湖が!湖畔には大きなステージのような広場があるが、いったい何の施設なんだろう?タイ語で案内みたいなものが書いてあるが、読めないので全くわからない。対岸は公園みたいになっているようだ。

舞台の端から対岸に渡るとタイの古民家のような高床式の建物が何件も建っていた。

 遠くで掃除をしているおばさんがいたが、特に文句も言われなかったのでそのまま奥へ進んでいくと、さっきのとはまた違う池が現れた。こちらは自然のままって雰囲気だ。

 湖畔の木でフライングキャッチを繰り返すミドリハチクイの姿も見える。ここは当たりポイントかも?

 奥へ進んでいくと現れたのがコサメビタキ。やはり鳥の気配は濃さそうだ。
明日の朝はびあしんさんこっちに案内しようかな。

 そんな風に鳥を探す僕とたいきをひーこが撮っていたようだが、こうやって後姿を見ると我ながらそっくりだな(^^;

 池の周りの道は途中まで行くと行き止まりになっていたので一度引き返し、公園沿いの道をさらに奥のほうまで行って見ることにする。周りは開発前の別荘地のようで、放置された山林って感じだ。

 藪の中にはサイホウチョウらしき姿が見え、オオバンケンの「クーワゥ」という大きな声も聞こえてくる。
オウチュウもそこらじゅうを飛び交っているが、どちらかというと町の公園の鳥相って感じだな。

 そんな中どんどん歩いてゆく。ほんとに結構な距離を歩いてそろそろ限界という頃、前方にゲートが見えてきた。

鍵が閉まっていたので横をすり抜けると動物の置物が点在する派手な建物が現れた。

脇にはケージがあってクジャクもいる。何の施設なんだろ?

さらに奥へ行くと大きな通りに出た。

 これは昨日来るとき通ってきたバイパスかな。片道3車線くらいの広い道を車は100kmくらいのスピードで飛ばしている。道路わきには線が引いてあるが、歩道だろうか?でもガードレールも見当たらず、ここを歩くのは怖そうだ。

振り返るとRegent Beachの看板。今歩いてきたのはこのリゾートエリアの一部だったようだ。

 しかし疲れた〜。今来たのと同じ距離を歩くと思うとうんざりするが、がんばって引き返そうかね。
 少しでも歩く距離を少なくしようと、さっきと違う道を通ってホテルのほうに向かっていくと大きなグラウンドがあり、
地元の子供たちがサッカーをしていた。のどかだな。
その横の道路ではやはり地元の子供達がカブのエンジンを吹かしてゼロヨンのレースをやっていた(^^;

グラウンド脇の排水溝には虫がいっぱいいるらし句、オウチュウが飛び回っていた。
その横の大きなサヤエンドウのような実のなった木にはオウチュウとベニバトの姿が見える。

その後は鳥を探す気力もなく、黙々と歩き続けてなんとか最初の池に到着。

水面の上をコウモリが飛び交っている。太陽もうすぐ沈みそうだ。さあ、あとちょっとがんばろう。

前へ目次次へ

鳥見旅行記トップへ

inserted by FC2 system