チャオプラヤー川の船旅
 たいきの宿題が一段落したところで観光に出発。 まず目指すはチャオプラヤー川だ。
シーロム通りはさっき朝ごはんを買いに来た時よりずいぶん賑やかになっていた。

 昨日行ったハッポン通りの近くのサラディーン駅からスカイトレインに乗る。
 初めてのスカイトレイン、切符の買い方がわからず戸惑ったが、前回どこかにマッサージに行った時に乗ったことがあるというひーこさんに教えを請う。柱みたいなチケット売り機に小銭を入れてチケット代わりのコインをもらうそうだ。


エレベーターでホームに上がると上にはあるのは空だけでなんとも開放的だ。

ここからスカイトレインで終点のサバーン・タクシンに向かうのだ。
やってきた電車に乗ると車内はそれほど混んでいなかったがクーラー効き過ぎで少々寒かった。


それでも終点までは4駅、我慢するほどでもなく到着した。


駅の階段を降りると数件の屋台が並んでおりその間をちょっと歩けばもうボート乗り場がある。もう昼前だしこんな時間にはもう大して人も居ないだろうと思っていたのだが、予想は外れて大混雑。
僕とたいきが列の最後尾に並び、ひーこが切符を買いに行く2方面作戦をとることにした。


そして買ってきてもらった切符がこれ、うちらはここからワット・プラケオまでいくのだが、そこまでは40Btだそうだ。


 そこから30分ほど並びつづけ、やっとうちらの番がまわってきた。細長いスピードボートみたいなのかと思っていたのだが、うちらが乗るのは横に10列くらいの席が並ぶ大型船だ。上手いこと外側の席が取れたので湯栗景色を眺めながらクルージングを楽しもう。でも水はあまり綺麗とはいえないな。正直言ってドブみたいな状態で、あまり水しぶきは浴びたくない。


やがて乗客もいっぱいになり出航。船は岸壁を離れる。すると桟橋のしたの水面で誰かがもがいている。水難事故か!?と思ったら地元の子供の水遊びだった。こんな水の中でたくましいなあ・・・

その後、船は回頭して上流へ向け本格的に走り出した。

川から眺めるバンコクってのも観光気分満点でいいもんだ。いつもバンコクまで来ても繁華街をブラブラするくらいでちょんとした観光ってしたことなかったからなあ。たまにはこんなのも付きあっておかないとね。

川沿いにはリゾートホテルが立ち並び、それぞれのホテルには専用の船着場がある。
タクシー代わりにボートで色々なところに送ってもらえるのかな。それも楽しそうだ。

そんなリゾートもあれば、川に張り出した生活観あふれる建物も。こんなぐちゃぐちゃに傾いているのに
クーラーとBSアンテナはちゃんとあるんだな。

こちらの家はマイボートがあるようだ。家からそのままボートでお出かけできるんだな。
道が慢性渋滞だから船のほうが便利なのかも。

途中何箇所か桟橋に接岸し、乗客の乗り降りがある。船が岸に着いているのはあっという間なので、
お客さんの乗り降りもあわただしい。ちゃんと降りれるか心配になってくるな。

こういったボートタクシーが使う桟橋のほかにも白タク?スピードボートが発着する桟橋もあるようだ。
なんだか活気があって楽しそうだなあ。

やがて対岸に大きな塔のある寺院が見えてきた。ガイドブックによるとワット・アルンのようだ。
ここまで来たらうちらが降りる桟橋ももう少し。そろそろ席をを立って降りる準備をしなくては。

やがてうちらが行く予定のワット・プラケオらしき建物がすぐそこに見えてきて船内がざわつきはじめた。
うちらも降り遅れないようにしないと。

そして間もなく接岸。しかしここでほとんどの人が降りるようで、そんなにあわてなくても無事上陸することができた。

ここから駅舎のようなところを抜けるといきなりの混沌。

屋台がひしめき合い、その隙間を縫うように歩かなければならない。ここでも串焼きがめちゃ美味そう。
ただあまりの混雑に息苦しくなりそうだ。なんせ歩きでも渋滞していて少しづつしか進めないのだ。

そんな屋台村を少々ぐったりしながら歩いていくと、やがて周りのスペースが少しづつ広くなってきた

そしてついに通りにでた〜、開放感だなあ〜。さて、目指すワット・プラケオはどこだろう?

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