青いヒタキたち
  ミドリシマのオスがいなくなりしばらくして、ちょっと場所を移動する事になった。
次のポイントも狙いはPittaだそうだ。

ブラインドをたたみ来た道をちょっとだけ戻るとそのポイントに到着。さっきの広場のほぼお隣、これじゃ場所帰る意味ないような気もするが再びブラインドを設置して中に篭り、Thang君はさっき持ってきた虫を撒きに行った。

 鳥を待ちながらThang君に聞くと、ここではもしかしたらミドリシマだけじゃなくてここCatTienにいるもう一種のPittaである
コシアオヤイロチョウが出てくるかもしれないそうなのだ。お〜それはいいねえ。一遠征で2Pittaなんて贅沢だよなあ。
 しかし難易度は高いらしく、Thang君によるとメスはしばらく前に見かけたけれど、今日見れるかどうかは分からない。オスの方はすごくレアでもし見られれば幸運という話だった。どちらにしてもあまり期待できなそうな雰囲気だな。

 ここでまず現れたのはコルリのオス。

さっきのポイントでメスしか現れなかったのに、ちょっと移動しただけで変わるもんだなあ。
さらにノドアカヒメアオヒタキがやってきた。これはさっきと同じ個体だろうか。
 一方でコルリもヒメアオヒタキもメスはこっちには全然来ない。みんなちゃんと住み分けているんだろう。
となるとどっちにもやってくるこのオスも別個体か、それとも節操がないやつなのかな。

さあ、青いのも出揃ったし、そろそろPittaでも来ないかなあ、と思い始めた頃中型の鳥が登場。
よっしゃ来た!と思ったらアカハラシキチョウの若だった。残念。
 その後もコルリのオスとノドアカヒメアオヒタキのオスは頻繁にやってきてくれたものの、本命は現れず。

というわけで結局ミドリシマもコシアオも出てこなかったけど、今日のところはさっきたっぷりミドリシマが撮れたからよしとしよう。
それに青いヒタキ二羽のツーショットみたいなのも撮れそれはそれで結構幸せだ。

やがて日も傾き、森の中はだんだん暗くなってきた。シャッタースピードもどんどん落ちてきて、もう少しで撮影不能という頃現れたのが・・・・


ハシブトムジチメドリ(Abbott's babbler) orz

巣立ち雛もやってきて、給餌シーンを見せてもらってこの日の鳥撮りは終了。

結局この日、コシアオヤイロチョウは遠くで鳴き声が聞こえただけだった。
まああわよくば見れたら儲けもんってて位の気持ちだったし、、あとは明日にかけるとしよう。

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