ホーチミンへ行こう! |
食後は部屋に戻り、荷物の片付けと出発の準備をし、最後にベッドに寝転んで腰を伸ばす。 イテテテテ、非常に痛い・・・・でも何とか持ってくれてえらかったぞ、腰。 出発時間になり部屋を出ると、ドアの前でThang君が待っていてくれたので、 申し訳ないが今回も重たいスーツケースを託すことにする。 僕もカメラバッグを引きずってヨロヨロと船着場に行くと、ちょうどボートから鳥撮りらしきジジババグループが降りてきたところだった。彼らは香港のお客さんとの事。よく来るリピーターで、今回は公園本部の宿泊施設が取れず、川向こうの宿に泊まっているそうだ。ここって結構人気あるんだな。その割りに食堂はほぼ僕らの貸切だったけど、他の人達はどこで食事してたんだろう? 彼らはそのままPittaのポイントに向かっていった。中のおばちゃんなんか自分のカートをガイドさんに運ばせている。 それでポイントまで行ったら椅子に座ってシャッターを切るだけなんだろう。なんとも殿様鳥撮りだなあ。 あんなんで面白いのかな?とちょっと疑問に思ってしまう。 やっぱり苦労した分目指す鳥に会えたときの喜びも大きいと思うんだけどね。 ボートに乗り込むと再び広い川を渡り対岸へ向かった。 振り返るとCatTIenの森が広がっている。この3日間、この森で鳥撮りしてたんだなあ。と思うとちょっと感慨深い。 対岸に着いたら車に乗り込みホーチミンに向けて出発! ちなみに今回送迎に使ったのはこのメルセデスのミニバン。こんなに広いのに乗ってるのは 僕とThang君とドライバーさんだけと言うなんとも贅沢と言うか無駄の多い状況だ。 道すがらThang君と話しているとダラットというところがすごく良いんだよ、と薦めてきた。高原地帯でこことは全然違う鳥相だそうで、ガビチョウ系が多いみたいだ。ダラットはここからだとさらに4時間、ホーチミンからだと7時間くらいかかるようなので、 もし機会があればCatTien再訪と合わせて行ってみたいかも。 やがて車はトイレ休憩で一時停車。そこの屋台でThang君が果物を物色している。 そして買ってきたのがこの2種類。一切れづつくれたので食べてみたが、黄色っぽいのはパパイヤみたいで あんまり味がせず、もう一つはスポンジみたいな食感であんまり味がしなかった(^^; 日本人は過度に甘い果物ばっかり食べてるから甘さに鈍感なのかな? もっと食べる?と勧められたがまだ昼ごはんもこなれていないし遠慮しておこう。 この3日間毎日早起きだったのでちょっと油断すると睡魔が忍び寄ってくる。 この後ちょっと景色を眺めていたらいつの間にか爆睡してしまい、 気がつくとあとちょっとでホーチミンというところまできていた。 やがて車は市内へ入る。出発するときは早朝にも関わらずかなりの混雑だったけれど、 昼間の時間はまた一段とカブだらけ。しかもみんなビービーとクラクションを鳴らしまくってすっごくうるさい。 そんなカブの群れをすり抜けて、予定通り午後4時前に空港に到着。 ツアー代のお支払いをベトナムドンで済ませると、Thang君と握手をしてまたね!と別れる。3日間どうもありがとう。 さあ、ここからは一人で何とかしなくては。腰に負担がかからないようにスーツケースを転がして ドメスティックのカウンターに向かいチェックイン。これでまずはスーツケースを運ばなくて良くなった。 そのあと手荷物チェックを済ませたら出発ロビーに入ってホッと一息。 Wifiをつなげてひーこたちに空港に着いたことを伝えると、みんなも無事にホイアンの宿に着いていると返事が来た。 ただフライトはかなり揺れたらしく、たいきの飛行機嫌いにすっかり拍車がかかってしまったらしい。困ったなあ・・・
後は腰をいたわりつつ出発時刻が来るのを待つ。そして30分ほど遅れて搭乗のアナウンスが流れた。 荷物を引き取り空港から出ると、僕の名前のボードを持ったドライバーさんが迎えに来てくれていた。 リゾート地帯を抜けるとしばらくは海は見えるだけ、陸側は真っ暗だから田んぼか畑かそんな感じなのだろう。 特に見るべくものもなくウトウトし始めると運転手さんが「大理石の博物館があるんだけど無料だから寄っていくかい?」 やがて辺りには再び建物が増えてきて、ホイアン名物のランタンがポツポツと灯りだした。市内に入ってきたようだ。 そこから細い道をくねくねと走り続け、川にかかった橋に出ると、そこには夢のような光景が広がっていた。 一瞬の通過だったのでカメラを取り出す間もなかったが、明日の晩にでもみんなであの橋まで行ってみよう。 その後こんな道でいいの?と思うような裏路地を抜けるとこちらは沢山の豆電球で照らされたホテルに到着。 そして玄関のところではたいきとひーこが待っててくれた! |