チャリでホイアン散策

運河沿いの通りに出ると外にテーブルを出している店があったので、そこにはいることにする。
まずは333で乾杯!うまいねえ・・・

 朝がたっぷりだったのでそれほどお腹も減っていなかったのだが、魚のバナナの葉包み焼きなんてのがあったのでつまみに頼んでみた。あとは久しぶりに洋風の味が食べたくてピザとスパゲッティボロネーゼ、と結局一人一品注文。

 ちょっと多いかと思ったけれど食べ始めると食べられちゃうもんだ。バナナの葉包み焼きなんて初めて食べたけど
これがなかなか、アジアっぽさたっぷりの風味でとても美味しく、ビールをもう一本追加してすべて完食。

お腹も一杯になったところで再び自転車で散策開始。
運河の対岸が公園見たいになっていたので気になったが、まずは市場を見に行ってみよう。
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運河沿いを下流に向かって走り出すと、両側にテントの店が立ち並ぶ地帯に入った。
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店先には果物が山盛り。熱帯の豊饒という感じb0166975_22204476.jpg
とりあえず目的地は酒屋、今晩のビールを買わなくては。
しかしみやげ物や食べ物はいっぱい売っているが中々ビールはない。
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市場からみやげ物店やカフェが立ち並ぶあたりに入ってくると、道の上にランタンがいっぱい吊られていた。
夜になったらきっとすごく綺麗だろう。町並みの壁の色も黄色に統一しているみたいだ。
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 やがて小さい交差点の角にビールやジュースをクーラーボックスに入れて売っている出店を見つけた。ビーチパラソルの下、おばあさんが店番をしている。ちゃんとした酒屋じゃないので賞味期限など大丈夫かちょっと心配ではあったが、他の店を探すのも面倒だったのでここでとりあえず333を6本ほど購入。

これで最大の目標は達成できたので、ビールを冷やすため一度ホテルに戻る事にする。
再び運河沿いを戻り橋を渡ってホテルに帰るが、一度通った道だとなんだかあっという間だな。
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プールサイドを通って部屋に戻ると、このままサマーベッドでのんびりしたい気分にもなってくるが、
折角自転車借りたんだからもうちょっと頑張ろう。腰ももうほとんど痛くないしビールを冷蔵庫に入れたら出撃だ!
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ただたいきはもう疲れたし宿題もやらなくちゃいけないと言う事で部屋に残る事になった。

大体たいきは最近部屋でゴロゴロしながらゲームをうやったりタブレットを見たりしているのが一番幸せなんだそうだ。
だから家から出かける必要もないわけで、旅行だってわざわざ恐怖の飛行機に乗ってまで来たくはないんだって。
それは贅沢な話だと思うぞ。まあそういう年頃だからしょうがないのかな。
それに宿題とか言われちゃ無理やり連れ出すわけにも行かないしなあ。

というわけでたいきは置いておいてひーこと二人再び出かけることにする。
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まず目指したのはさっきレストランから運河を挟んだ反対側に見えた公園だ。

ホテルの前の道をまっすぐ行ったらすぐに公園に到着、これなら歩いてもこれそうだな。
でも期待してたほど自然って感じはない。
これじゃ鳥はあまり期待できなさそうだけど、早朝はまた違うのかもしれないし、明日の朝に期待しよう。

公園を後にして再び橋を渡り風致地区へ戻ると、今晩のランタン見物に備え、
昨日タクシーで通りかかった橋を探して運河の上流のほうに行ってみる。

運河沿いに走っていくと先のほうに車の通れる橋が見える。昨日の橋はきっとあそこだろう。

上流に行くにしたがって運河の川岸には葦やホテイアオイが茂ってきて中々いい雰囲気になってきた。
これなら何か鳥がいるかもしれないな。ここも明日の朝のチェックポイントにしよう。
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やがて橋まで着き下流のほうを眺めてみる・・・うん、こんな感じだったような気もするけれど
昼間に眺めても大した景色じゃないな。やはりこれは夜が本番だろう。後で暗くなってからまたみんなで来てみよう。

それじゃ次は日本人街の探検だ。来た道を引き返し日本橋の前に自転車を置いて、後は歩いて周る事にする。
日本橋の所まで来ると、橋のたもとの集会所みたいなところでお経タイムが始まった所だった。
これには欧米人の観光客も大喜びで黒山の人だかりができていた。

ベトナムのお経は日本のとは違って大分激しいイメージで、なんだかロックのライブのようだ(^^;b0166975_22223382.jpg
お経の後は日本橋を渡って旧日本人街へ入った。中は木造の建物が並び確かに和風っぽい雰囲気。

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ホイアンの建物は間口が狭く奥が深い、いわゆるウナギの寝床タイプの建物が多い。
その建物の間は細い路地になっている事が多く、それが反対側の通りまで続いている。
こういうところは表の観光地とは違い地元の生活を垣間見れて楽しいので出来るだけ入り込んでみる。
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一方表通りには色々おみやげ物が並んでいて、これはこれでまた楽しい。
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竹の根っこを利用して彫り出した翁の顔なんてとっても良くできていて
もの作りに携わっているものとしてはとても興味がわく。こういうのは一つずつ手で作るしかないもんな。
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しかしこのランタンと夕暮れの街並み、異国情緒たっぷりだよなあ。
なんだかこういうところを歩いているだけで幸せだ。
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そんな街並みの中にアウトドア系のブランド物を格安で売っているお店を見つけたので入ってみる。
店のおばさんに「これ本物?」と聞くと自信を持って「本物だよ!」と言うので、
言い値の半額まで値切ってメッセンジャーバッグを買ってみたが、なかなかしっかりした作りだった。
ベトナムはアウトドアブランドの工場が一杯あるからそこからのアウトレット品なんだな、と言う事にしておこう(^^;
こちらその戦利品、値切りも中々楽しいのだ。
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時間はもう4時過ぎ。そろそろホテルの中庭で無料軽食サービスが始まるから帰らなくちゃ。
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