ランタンの夕べ
ホテルに戻ると中庭のおやつタイムはもう始まっていた。

たいきを部屋に迎えに行くとベッドに寝転がってゲームをしていた。宿題があるんじゃなかったんかい!
まあいいや。おやつタイムに行こう。

中庭に行くと生春巻きや麺類など何種類かのベトナム料理が並んでいた。
それもそれぞれその場で巻いたり揚げたり焼いたりしてくれる、出来立てほやほやだ。
こんなの無料でいただいちゃっていいのかな?

タダ食いってのも申し訳ないのでこちらは有料だが飲み物も注文してかんぱーい!

あんまりいっぱい食べると晩御飯が食べられなくなる恐れがあるので程ほどにしておくが、
夕暮れの川風を受けながら部屋のすぐそばで安心して飲み食いできるのは幸せだ。

おやつタイムの後は部屋に戻って暗くなるまで一休み。
部屋の前のサマーベッドに寝転んでいたらいつの間にか寝入ってしまったようで気がついたら真っ暗だった。
こんな暗くなるまでほっとくなんて、誰か起こしに来てくれてもいいんじゃないか?

それじゃ昨日の橋へ、夢のような風景を見に行こう。
まだ借りっぱなしだったチャリに乗って出撃だ。

でもたどり着いた橋からの風景はなんだかいまいち・・・昨日はもっと街全体が光に包まれていたのに・・・
後で調べたら昨日はたまたまランタンナイトと言うイベントが行われていたらしい。知らなかった〜

しょうがないので一度ホテルに戻って自転車を返却し、歩いて晩御飯を食べに行く、と言うか飲みに行く。
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いつもの通りを通って運河の所まで出てみると、さっきの橋よりここからのほうが夜景は綺麗だった。
運河沿いにはランタンを煌々と照らしたお店が並んでいる。観光客も昼間より夜のほうがはるかに多いみたいだ。
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さてどこのお店に入ろうかな。2階席と言うのが景色が良く見えて良いみたいだが、
どこも満員らしい。それになんだか窮屈そうなので通り沿いににテーブルを出していたお店に決めた。
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運河の夜景を眺めながらまずはサイゴンビールで乾杯(333はおいていなかった)
川面には流し灯篭がいくつも浮かべられ、昨日ほどではないにしてもとても心に残る光景だ。
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そして晩御飯。さっきおやつを食べたばかりでそんなにお腹は減っていなかったが、つい勢いで色々注文。
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ベトナムに来たら「バインミー」と呼ばれているベトナム風サンドウィッチを食べてみたかったのでそれも注文。
しかし出てきたのはただのバケットだったので、お店の人を呼んで「何か挟まっているやつはないの?」と聞くと
要領を得たらしく、「OK!」とバケットを持って厨房へ引っ込み、サンドウィッチにして戻ってきてくれた。

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なるほど、これがバインミーか。普通は屋台で買うような食べ物らしい。
何味か良く分からないけれど、バケットサンドの癖に醤油っぽい味がして、これはこれで中々美味しいものだった。

ビールもいっぱい飲んでお腹パンパン。美味しかった〜。
これで日本円にして2000円しないのだ。やっぱりベトナムは物価が安いねえ。

食後はランタンが燈る風致地区をちょっと散歩。
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どこも道の上にランタンが吊るされている。その普通の街灯とは違うやわらかい光が
ホイアンの古い町並みと良く合っている。なんだか不思議さを感じるような空間だ。
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そんな中をそぞろ歩くのはなんとも楽しい。それにやっぱり3人一緒だと楽しさも倍増だよ。
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ランタンナイトではなくても街中を歩いているだけで十分綺麗だ。
ホイアンはやはり昼間より夜だな。
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こんな、色とりどりのランタンを売っているお店もある。
今回はかさばりそうなのでやめておいたがお土産にも良さそうだ。
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ホイアンの夜も堪能できたのでそろそろホテルに戻ろう。
その途中、ひーこがTally'sもどきのMolly'sコーヒーで食後のアイスラテを購入
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お店はモドキだったが、味はちゃんと美味しかったそうだ。
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僕は帰ってからの風呂上りの333を楽しみにホテルに戻った。そういえば腰はもうほとんど痛くないな。

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