KKC初日の朝。腕時計のアラームで目を覚ます。 モンキーバナナとミネラルウォーターでお腹を満たしたらD500を2台セットして準備万端。
集合場所の食堂に行くとPaan君は朝ごはん中だったので、コーヒー一杯付き合ってからいざ出発!
もはや通いなれた感のある道を抜けKKCのゲートに到着。
入場料はこの前と代わらず750Btだった。
公園内を走り始めてしばらくすると早速車を止めたPaan君、何が居るんだ?とどきどきしながら指差すほうを見ると!
キセキレイじゃんorz
これが今回の初鳥とは・・・でもこっちじゃ珍しいのかな?
僕としてはその隣に居るインドトサカゲリのほうがまだ魅力的なのだが・・・
このあとは一路セグロミツユビポイントへ。まもなく舗装路はダートになり、行く手を阻む川を渡る。
そのとき水面に顔を出すスッポンっぽいやつ発見!体長40cmくらいあるだろうか。
ちょっと葉っぱっぽく擬態しているような姿は珍獣ムード満点だった。
そこからしばらく走ったところでPaanくんが車を路肩に寄せた。ここはこの前ギンムネヒロハシを撮ったポイントだな。
さっそくPaan君に付いて川沿いの小道を歩き出す。
つい数日前までここでセグロミツユビが営巣していたそうだ。川の雰囲気は中々いい感じ。
巣立ちしたばかりのセグロミツユビはまだ遠くに行っていないはず、
と慎重にチェックしながら歩くPaan君・・・
しかしここで見られたのは棘とげの綺麗な色をしたトカゲのみだった。
セグロミツユビは声も聞こえない。もうここにはいないようだ。
気を取り直して車に戻りちょっと移動。道路沿いに川が流れているポイントで再び車を止めると歩いて捜索開始。
しかしセグロミツユビどころか鳥の姿自体あまり見かけない。時期が悪いのかなあ・・・
Paan君は歩きにくい川岸に沿ってセグロを探し、僕は車道からそれをフォローさせてもらう。
途中蝶はいろいろ出てくるので、こういうときのための300mmF4PFを付けたD500初号機で撮影。
路上で吸水していたのはチャイロタテハだ。
コノハチョウが少しだけ羽を開いてくれたが表側の青は沖縄のものよりちょっとくすんでいるかな?
道端の草に乗っていたかなり大型のチョウはサトオオイナズマ。オオゴマダラ位あるんじゃないか。
その時、川のほうから「チィッ」という甲高い声が聞こえてきた。合流してきたPaan君に「セグロ?」と聞いたら
セアオエンビシキチョウ(Slaty-backed Forktail)らしい。ここでは結構珍しいようだ。
木々の間から川面が見える場所を探しそっと移動していくと・・・おおっ!岩の上にその姿発見!
すぐに飛んでしまったが、ちょっと上流からまた声が聞こえてきたのでそちらへ再びこっそり移動。
すると対岸の木の上に止まっているのを発見!顔が黒くないから若なのかな?
ずっと鳴き続けているセアオエンビシキチョウ。意外と警戒心は少ないようで、 しばらくすると近くの岩に飛んできてくれ、結構じっくりと姿を見ることができた。
セグロミツユビは見れなかったけどこいつに会えたからまあいいかな。ということでこの場所はこれで終了。
他の鳥を探して別ポイントに移動するが、その道中ダスキールトンに遭遇。 車内からの撮影にはサンヨンPFがもってこいだ。D500の2台体制にして良かったよ。
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