ミナミヤイロチョウの子育て |
食後、再び車に乗り込み少し走ったところにあるミナミヤイロチョウのポイントへ移動。 路肩に車をとめ薮の中に分け入ると、すぐに常設ハイドが現れた。ここでヤイロチョウを待つようだ。 カメラをセットして椅子もセットして準備完了。 さてヤイロチョウの巣はどこだろう?目の前には川と言うか水溜りというかそんな感じの場所があり、 この対岸に巣があるらしいのだがよくわからない。 しばらく様子を見ていると、いきなりド派手な翼をひらめかせてミナミヤイロチョウ登場! 対岸の斜面の中腹に止まったのでファインダーに入れると、大きく口を開けた雛の姿が見える。 雛たちにひとしきり給餌を終えるとまた餌を捕りに行くためにミナミヤイロは川沿いに飛び去っていった。 しかしミナミとはいえヤイロチョウの子育てがこんなに簡単に見れるなんてびっくりだなあ。 とりあえずミナミヤイロに会う事ができてほっと一息。ハイドは前面こそカバーされているが 後ろは開いているので灼熱地獄なんてことはなく、気を抜くと睡魔に教われそうだ。 天井の隙間から見える空は雨季とは思えないくらいいい天気。 まあこの時期は降っても時々ドバッっとスコールが来る程度だそうだ。 しばらくすると再び餌をたくさん咥えて戻ってきたヤイロ。まずは一旦近くの枝に止りあたりの様子を伺っている。 この枝はハイドからすぐそこ。ロクヨンだと縦フレームにしないと全身入らないくらいだ。 親鳥の姿が見えると巣の中の雛が「リュ−リュー」と騒ぐ声がここまで聞こえてくる。おなかが減って一刻も早く ご飯が食べたいのだろう。そこへ親鳥が飛んでいくと雛たちの騒ぎ声は一段と高くなり巣の中はもう大騒ぎだ。 そして再び餌探しに飛び立つ親鳥。 餌を運んでくるのは20分間隔くらいだろうか。その間に親鳥は嘴一杯の餌を捕っているようだが、 どうやって一度にこんな一杯のミミズを咥えるのかな? そんなヤイロチョウの雛たち、ごはんを食べればウ○コも出る。 お腹一杯になった雛が後ろを向いてお尻を巣の外に向けると、白いウン○がウニョーッっと出てきた。 この○ンコは袋状のものに入っているのだが、親鳥がそれをすかさず咥え・・・ どこかに捨てに行く。この時の飛翔速度はあきらかに遅い。○ンコはかなり重たいんだろう。 体に比べるとかなりの大きさだからなあ。最初これを咥えているのを見た時はカブトムシの幼虫か何かと思った位だ。 こんな感じで3時間ほどヤイロチョウの子育てをたっぷり観察させてもらい午後の部は終了。楽しかった〜 |