ミナミヤイロトビモノチャレンジ!

ツノヤイロチョウのハイドを離れ、いつものお店で昼ごはん。
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お店にぶら下がっているいろいろなスナック。ミニスルメとか梅干みたいなのとかなんか駄菓子屋さんみたいだな。
Paan君はまたネェームを一つとプラムを干したお菓子を千切って持ってきてくれたので、
これをつまみにコーラを飲みながらご飯が出来るのを待つ。

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ネェーム美味しいねえ、と改めて感心しているともう3袋千切ってきて、
「これは僕からびあしんさんへのお土産だからもって帰ってくれ」
と渡された。でもこれから午後撮りもあるから痛んじゃうと困るねえ、
ということでとりあえずジュースの入っている冷蔵ケースで
保管しておいてもらい後で取りに来ることにした。


そしてご飯がやってきた。今日はお米があったので念願のチャーハンだ。うまいっ!
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おなかが一杯になったらなんだか眠くなってきちゃったなあ、と言うとPaan君が冷蔵ケースからこいつを持ってきた。
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いわゆるリポビタンDみたいなやつだ。これで元気をチャージして午後の部へ出発!

これが今回のKKC最後の鳥撮りだが、目的は昨日のミナミヤイロの飛び物ゲット。
というわけで営巣地の前のハイドへ行った。

 ただハイドからだと巣の位置がいまいちなので、今回は巣への出入りが見やすい所にブラインドを張ることにした。
カメラをセットして親鳥がやってくるのを待つ。
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用意を終えてPaan君が自分のカメラを取りに行っている間巣の位置を確認してファインダーを覗くと
巣の雛が2羽しか居ない。昨日は3羽居たのに・・・
と思って周りを見てみると、巣の下の斜面に一羽が落ちてもがいているじゃないか!
目は開いているとはいえまだ羽毛は鞘に入ったままで巣立ちと言う感じじゃ全然ない。どうしよう・・・
あまり人間が手出ししてはいけないと言うが、ここは自然の摂理に任せて見守るしかないのかな・・・

そこへPaan君が戻ってきたので「雛が1羽落ちちゃってるよ」と言うとその場所を確認し、
OKと言って鼻歌交じりで巣のほうに寄って行った。
そして落ちていた雛を拾うと巣のなかへ戻してしまった。ええっ!?そんな事しちゃっていいの?

よく野鳥の子を拾って巣に戻すと人間の匂いがついちゃって親鳥が巣を放棄するなんて言うじゃないか!?
さっきネェームも食べたから手もかなりニンニクくさいと思うぞ。大丈夫かなあ・・・

なんて心配は杞憂に終わりすぐに親鳥登場b0166975_00050516.jpg
そしてなんの躊躇もなく巣へと餌を持って飛んでいった。よかったよ〜
やっぱりタイの鳥は大らかなんだな。

それじゃ安心して飛び物を狙わしてもらおう。最初はロクヨンで行くつもりだったが
画角が狭すぎてとっても追えないのでサンヨンの手持ちで行くことにする。

ヤイロの動きを見ていると、昨日と同様一度近くの枝に止まって様子を伺い、
そこから巣へと飛び込んでいくのでその瞬間を狙ってみる。
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でもどうも下に降りていくってのは絵にならないな。やはり巣からの飛び出しの方が追いやすいし形もいい。
巣のあたりは暗いのでISOを3200まで上げてひたすらチャンスを狙う。
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羽を広げた時のミナミヤイロはまた一段と美しいよなあ。こんな状況でもないとまず飛び物なんて撮れないだろう。
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餌運びの頻度は昨日より多くなっているようだ。雛の食欲は日に日に増しているのかな?
見ていると随分でっかいミミズを運んできたぞ。
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そして巣に飛び移り雛たちに餌をやるとすぐまた餌をとりに行く。
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すぐそばの枝に止まったミナミヤイロにレンズを向けると
 太陽の位置の加減なのか下の水面からの反射光がお腹を照らし、
息を呑むほど美しく見せてくれた。夢みたいな光景だ。
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しかしこんなすごい状況なのに他に撮りに来る人は居ないの?とPaan君に聞くと、
みんな散々撮ったから飽きちゃったんだそうだ。贅沢だねえ。
ミナミヤイロはここらへんではそれほど珍しくなく、ここ一帯で10ペアくらいは営巣しているらしい。
そういえば5月の時は宿の庭にも居たみたいだもんな。

一方ツノヤイロもそこそこいるらしいが、普段は中々人目の付く所に出て来ず
営巣場所位でしかじっくり見ることは出来ないのであのハイドには人が集まるとのこと。

そのうちお腹が満たされてきたのか雛たちのウン○大放出が始まった(^^;
これは飛ぶ速度が遅くなるのでチャンス!じっくり狙って行こう。
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さらに巣から飛び出した瞬間はまだ勢いがついていないのでおらず
さらにスピードが遅いので翼の先まで止まってくれた。
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そのあとはひたすらウン○運びを撮り続けていたが、時にはそのままウ○コを食べちゃうことも!
うへ〜自分の子供のとはいえシンジラレナイヨ〜
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しかし後半はほぼ毎回○ンコを運んでたなあ。おかげで飛び出しを沢山撮らせてもらえた。
b0166975_00052628.jpgこうしてKKCでの鳥撮りはミナミヤイロチョウで終了b0166975_00053917.jpg
雛たち、もう落っこちないでちゃんと大きくなってくれよ。そして成鳥になったらまた遊んでおくれ。
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親鳥がいなくなった隙にブラインドを撤収して道路に出ると綺麗な青空が広がっていた。
雨季というわりに結局雨らしい雨も降らなかったなあ。
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