ツリーハウスのち豪雨
桟橋から川に平行にできた高床通路を走っていく。
この道普通の生活道路なのでスクーターなんかも走ってくる。そんな時はすれ違うのが大変だ。
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しばらく行くと通路沿いにガラス張りの建物が見えてきた。
ここは下調べの時見た事があるぞ、たしかバンコクツリーハウスと言うカフェだ。
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ちょっとおしゃれっぽくて気が引けるがひーこは入りたいみたい。

それじゃ疲れてきたし暑さもしんどくなってきたのでここで一休みしていこうか。
敷地の中は花が咲き乱れ中々居心地が良さそうだ。
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店内はクーラーが効いていて気持ち良い。角の2面ガラス張りのボックス席に着きほっと一息。
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まだ昼間だけどシンハ頼んじゃおうかね。と言うわけで冷えたシンハ!もちろん美味いったらありゃしない。
グラスの底に水を入れて凍らせてあるがこういう店だからおなかを壊す事もないだろう。
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ここでビールを飲みつつしばしマッタリ。あ〜あ、明日はもう帰らなくちゃいけないのか。つなんないなあ。

ビールを飲み終わっちゃうとこういうおしゃれなカフェとかにに慣れていない僕としては
どうやって時間をつぶしたらいいのかわからない。なのでお会計を済ませてから店内をちょっと散策することにした。

このカフェ、いくつもの建屋をちょっとづつ建て増しして行き、それを通路で繋げた継ぎはぎみたいな建物だ。
トイレもとっても綺麗だったがこの水は川に垂れ流しなのかな?そんな気もする・・・
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川には桟橋もあって、舟で直接乗り付けることもできるみたいだ。
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さあ、これで大分元気も回復したので再び船着き場を目指そう。
自転車にまたがり漕ぎ出すと道端に服を着たトルソーが何体も立っている所発見。服供養とかそんなのかな?
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なんてのんびり走っていたら雲行きが怪しくなってきた。

風がどんどん強くなり向こうから黒い雲がどんどん押し寄せてくる。こりゃ嵐が来るかもしれない、急がないと。
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こうなったら川沿いとかはもう言っていられないので地図を見て船着き場まで一番近そうな道を走る事にした。
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大通りに出たらゴールまであとちょっと。雨がポツポツと顔に当たりだした、いそげ〜!

なんて思っていたのだが、オオトカゲの道路横断に遭遇しちょっと足止めを食らう。
オオトカゲは両側から来たバイクに臆する事もなく、悠々と道路を横断していった。
大きいって言うのもあるけれどルンビニ公園で見るのとはなんだか迫力が違うなあ。
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やがて船着き場が見えてきた!とそのときいきなり土砂降りの雨が降り出した。
最後の100mを猛ダッシュで駆け抜け、ぎりぎりセーフで貸し自転車屋の屋根の下に飛び込んだ。
危ないところだったが何とか助かったな。

外はもう豪雨。水面が泡立つ位激しく降っている。ここからあの小船で向こうに渡ったらびしょぬれだよなあ。
しばらくここで雨宿りするしかないか。
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そこへちょうど屋根つきの大型船が来た。値段は一緒だが他の桟橋を一箇所経由していくようだ。
でも濡れるよりいいのでそれに乗って対岸へ。
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少し上流の船着き場に立ち寄ったあとクロントゥーイ・ノークに着く頃には幸い雨もほとんど止んでいた。
自転車の時といいまったくタイミングが良かったね。

ここからは地下鉄に乗るのもめんどくさいので直接ホテルまでバイクタクシーで行く事にする。
2台のバイクにそれぞれまたがり走り出すとまたまためちゃくちゃスリリングな時間が始まった。

大通りに出ると渋滞している車のちょっとした間をすり抜けまくり、とにかくなんとしてでも前に進もうとする。
バイクってこんな細い隙間も抜けれる乗り物なんだなあ、と感心してしまうくらいだ。

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そんな手に汗握る移動中、再びあの土砂降りがやってきた!
バイク2ケツじゃひとたまりもなくあっという間に濡れ鼠だ。

運転手さんがちょっと待って、と言って貴重品の入っているバッグにビニール袋を被せる為路肩にバイクを寄せたので、ついでに僕も持ってきていたレインウェアを着させてもらうが既にびしょびしょなのであまり意味がなかったかも。

そして再スタートするが、路面が濡れているにもかかわらず攻めの走りは変わらない。ひえ〜助けてくれ〜〜

そしてタンデムグリップを握る握力が尽きかけた頃、やっとデュシタニに到着。

さすがにメインエントランスには乗り入れず、交差点の横で下ろされる。
ヘルメットを脱ぐともう雨は止んでいた。今回もなんとか生きのびる事ができたな・・・


 

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