今回の装備はメイン機材としてロクヨンとD500、やはりAF精度を考えるとこっちのほうが安心感がある。
高温多湿でレンズが曇らないか心配しながら待っていると、まずはシャーマ登場。肩慣らしにちょっと撮ってみる。
画角はちょうど良いみたいだ。
そして特徴のある鳴き声とともにミナミヤイロチョウが現れた!おお〜!綺麗だ〜
ヤイロチョウというと薄暗いところで低速シャッターと戦いながらの撮影と言うイメージがあるが、
ここではお天道様の下くっきりはっきりその姿を目にすることができた。
日本のヤイロチョウと近い色合いをしていて、これぞヤイロチョウの王道って感じだ。
餌をついばんだ後はのどが渇いたようで水を飲みに来た。
そのあと大きな水溜りに移動したミナミヤイロチョウは水浴びを始める。こんなシーンも見られるとは・・・
ミナミヤイロチョウは水浴びを終えると飛び去っり、それと入れ替わりにやってきたのはクロエリヒタキ。
止まり木から水溜りにダイブして水浴びを繰り返していたので何とか撮影しようとボディーをD810に付け替えて
チャレンジしてみたがなかなか難しい、素直にサンヨンを使えばよかったかも。
やがて日が高くなるにつれ水場のほとりにはチョウたちが集まってきた。 日本では見かけない模様の蝶が多い。ここには何か動物の糞が落ちているようだ。
ひょこっと現れたこいつがその主かな?
時間と共に蝶の数は増えていく。
そして乱舞。これはこれですばらしい光景だ。
しばらく蝶撮りに熱中しているとミナミヤイロチョウ再登場!
ここではズクロヤイロチョウも出るということだったが、ミナミヤイロチョウのほうが強いらしく、
こいつがいるかぎりズグロヤイロチョウは出てこないだろう、とPaanくん。
何かに警戒するように体を膨らましたこの時は近くに宿敵ズグロヤイロチョウが来ていたのかも。
しかしずいぶん体型変わっちゃうねえ。
それからもミナミヤイロチョウはたびたび現れてくれた。
一度、森の奥から戻ってくるときに、木の中に止まって囀りを聞かせてくれた時には
別の鳥のような雰囲気でまた一段と美しかった。
アップで見ると青、緑、赤、白、黒、青緑、お腹の薄茶色、あとは頭のこげ茶でほんとに八色鳥だ。
やかましい声とともにオオマルハシの小群もやってきた。
エボシヒヨドリの姿も見える。両方ともそれほど珍しい鳥でもないが、ミナミヤイロチョウ以外の鳥もなかなか新鮮だ。
ミナミヤイロチョウはこの頃になるともう出ずっぱり。暑いから水辺が恋しいのだろう。
大きな水溜りで水浴びを繰り返していた。
時刻は12時近くになりお腹が減ってきたところでPaanくんからお弁当が配られた。今日のメニューはチャーハン。
それを食べている間にも、目の前ではミナミヤイロチョウが遊んでいるというすごい状況だ。
でももし良かったらしばらく休憩していてくれてもかまわないのだよ。
なんせ君がいるとズクロヤイロチョウが出てこれないんだから・・・
|