夕方ルンビニ公園

地下鉄で涼みながらシーロムまで着くと体力は大分回復していた。
まだ時刻は5時過ぎ、ひーこはこのまま足裏マッサージに行くという。
僕もこのまま部屋に戻るのももったいないので、暑そうだけれどもう一度ルンピニ公園を散策してみることにした。

正面ゲートから公園に入ると、まずは横の売店で飲み物を購入。本当は100PLUSが良かったが、なぜか炭酸系がなかったのでゲータレートみたいなのにした。これで補給はOK。それじゃもうひとっ撮りがんばるぞ。
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と、歩き出したものの、こんな炎天下じゃ鳥の活動もいまいちのようで上空をアマツバメが飛び交う程度。
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他には大した鳥は見当たらぬまま、公園の反対側まで着いてしまった。
ここの細長いプールのようなところでジャワアカガシラサギが佇んでいたがこれも極普通種だしなあ・・・
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とがっかりしているとオニカッコウの声が聞こえてきた。これなら「極」が付かない普通種だ。どこにいるのかな?

しかしあんな大きな図体をしているうえに大声で鳴き続けているのにどこにいるか良くわからないんだよな。
あの木のあそこらへんって所までは判っているんだが・・・と右へ行ったり左へ行ったり前へ行って見上げたり少し離れて眺めたりしているうちにやっとうごめく影を発見。でも葉っぱが被っていて撮るには全然だめだめだ。
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どこか抜ける所はないかと四苦八苦していると背後からギャーギャーギャーという声が!
あの濁声はインドブッポじゃないか?と思い姿を探すと、木の天辺から飛んでいく姿を見つけた。ここにもいたのか!
Paanくんの「VERY COMMON!」という言葉をまた思い出す。
ここより都会の真ん中の公園ってのもないだろうからほんとにどこにでも居るってことなんだろう。

インドブッポは割と近距離を飛んで木から木へと飛び回っていたが、こちらも葉っぱ被りが激しかったりド逆光だったりと、かなりの長い間その姿を追っていたわりには中々いいのが撮れなかった。手ごわい鳥だ。
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インドブッポを追っている最中、小鳥の姿も発見。アオハウチワドリかな?これは今回初、ちょっとうれしい。
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そういえば大分日も傾いてきた。時刻ももう6時を過ぎている。ひーこもそろそろ足裏マッサージ終わったかな?
僕も疲れちゃったのでそろそろホテルに戻ることにする。
水路沿いを歩いていくとミズオオトカゲがじっとしていた。もはや見慣れた風景だ。
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岸辺の藪からヨコフリオオギビタキが飛び出して愛想を振りまいてくれたので
ちょっとだけ気合を入れなおしてカメラを向けた。
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さあ、鳥撮りもこれで十分、それより疲れた。なんせ鉄道公園から連荘だからな。
もうあとはまっすぐホテルに帰ろう、と、シキチョウがいても見向きもせず正面ゲートへ向かったのだった。

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