台北へ帰ろう
 それでは台中駅を目指して出発だ。

 相変わらずくねくねの山道が続くが満足の成果に気分も軽い。
標高が下がるに従い気温も大分高くなってきて、フリースを着るには暑すぎるくらいになってきた。
いたるところで桜が咲いている。
時折オオルリのような伸びやかな囀りが聞こえるがチャバラオオルリの声だろうか。
気になるが時間が押しているので止まって確認する暇はない。また次回に期待しよう。
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 やがてふもとの町並みが見えてきた。
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そして傾斜とカーブが少なくなってきたと思ったらもう人里に降りていた。
帰りは勝手知ったる道だからか来た時より随分あっという間に着いた感じだ。

ほんの一泊だったけれど中味の濃い時間だったので、これで大雪山も終わりかと思うとちょっと寂しい。
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ここまでかまり順調ではあったが時間の余裕はない。あと1時間で台中に着かなければ。

 ナビはちゃんと道を示してくれているようだ。Googlemapもひーこのスマホで表示させたら
ちゃんとナビをしてくれている。僕のスマホが壊れていただけだったようだ。この前水没させてたのがまずかったか。
それに一度通った道なので道に迷う心配はないだろう。到着予想時間は15:30になっている。巻き返せるか?

大雪山からの一本道を抜け大きな通りに入ると、山のワインディングで腕を磨いてきたひーこさんは
絶好調で流れをリードして追い越し車線を突っ走っていく。昨日来たときとは雲泥の差だ。
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途中一回コンビニでトイレ休憩しただけであっという間に高速に乗れた。到着予想時刻は15:15。大分稼いだぞ
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高速も渋滞することもなくスムーズに走れ、ゴール近くでちょっと道を間違えたものの、なんとか15:10に台中高鐵駅に到着。昨日「帰ってきたらここに停めて」と言われた所に行くのに手間取ったが、最後は強引に逆走してゴール!
無事台中に帰ってくることが出来た。今回はちょっと冒険だったなあ、昨日はどうなる事かと思ったけど
生きて帰ってこれてよかったよ〜
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レンタカー屋のお兄さんに電話して来てもらい、返却の手続きをしたらレンタカーライフ終了!

ホッとしたところで上の階に行き、今回も商務車の切符を購入。
そういえば昼ごはんも食べていなかったなあ、と思い出し、駅弁とビールも購入。

ホームへ行くと一本前の新幹線が出て行くところだった。
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すぐにうちらの乗る列車もやってきたので広い座席にゆったり座り駅弁をセット。うーんたまんないねえ。
今回は二人ともパーコー飯。それでは列車が動き出した所でお疲れさま!の乾杯!
今日のお弁当は昨日のと違って具は少なめだがご飯が味付けご飯になっていて非常に美味しい。
大雪山賓館のご飯のあとだからなおさらそう感じるのかな。きゅうりのキューちゃんもついてて安心の味だ。
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窓から見えるあの遠くの山並みは大雪山かな?だとしたらずいぶん遠くまで行ってたんだなあ。
改めてよく帰ってこれたと思う(^^;
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あとはゆったりくつろいで、快適なまま台北に到着。それじゃこれからは観光強化にシフトしよう。
駅を出るともう大分西日が強くなっていた。
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タクシーを掴まえて今日泊まるホテル名を告げようとしたのだが、台湾語でなんて発音するんだ?
慌ててガイドブックを引っ張り出しホテルの載ってるページを運転手さんに見せると分かってくれた。

台北の街並みを眺めながら走る事10分ほどで今日からの宿、
ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ、台湾名老爺大酒点に到着。
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部屋はちょっとアップグレードしていたのでライティングデスクもある広々空間だった。
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バスタブもあるので寒い思いもしなくて済みそうだ。
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とはいえ台北市内は汗ばむくらいの暑さでむしろ冷房を入れるくらいなのだが。
それでも脚を伸ばせるバスタブがあるのは嬉しいな。

アメニティーは良く分からないけどロクシタンとかいうブランド物だそうだ。
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と、中々の高級感、それでは無事到着を祝してかんぱ〜い!b0166975_8524894.jpg
う〜ん、うんめ〜〜!

久しぶりのゆとりのある時間にマッタリしているうちに、ビルの向こうに日が沈んでいった。
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今日はこれからひーこさんのご希望で士林夜市に出撃する。
鳥に付き合ってもらった分観光にも思いっきり付き合わなくちゃね。今回のORAT家はとってもアクティブなのだ。

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