電車で仇分
足裏マッサージから帰ってきたひーこにたたき起こされると時刻は15:00
急いで支度をして部屋をでる。今回は風景撮影のため、D810に大昔のシグマ24mmf2.8をつけたのを持っていく。
もちろんメモ用のFZ150もいっしょだ。昨日に引き続きまずは中山駅へ。
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そこからMRTで1駅の台北駅へ
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仇分に行くには台北から特急(台湾だと自強号というそうだ)で瑞芳という駅まで行くらしい。
ただ相変わらす発音が分からないので早速Google翻訳で「自強号 瑞芳」といれたのを切符売り場で
係りの人に見せるとあっさり通じ、予定通り15:54の席を予約する事ができた。これからはこの手だな。

自強号のホームに行くとちょうどうちらが乗る一本前の列車が入ってきた所だった。台湾の特急ってどんだけボロいだろうとちょっと心配していたのだが、お〜かっこいいねえ。これはヨーロッパからの輸入車両らしい。
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しかし残念ながら次にやって来たうちらの乗る列車はぼろい旧型だった。昔の特急ってこんなだったなあ。
新幹線では車内販売は若い女の子だったが自強号では売り子さんも旧型だった(^^;
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列車は発車するとしばらくトンネルの中を走る。そしてやっと外に出たと思ったら総ガラス張りの
ACERと書いてある近代的なビルが現れた。あれはもしかしたらエイサーの本社かな?
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ガイドブックには「車窓からの田園風景を楽しめる」なんて書いてあったがそんな長閑な感じでもない。
どこまでも郊外の町並みがだらだら続いていく。
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やがて列車は八堵という豚の妖怪のような名前の駅で停車。目指す瑞芳は次の駅だ。
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ここから線路は川沿いを走る。こんなのは多少田園風景といえなくもないか。
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そして自強号は瑞芳に到着。多くのお客さんがここで降りた。みんな仇分を目指しているのだろう。
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駅の建物はタイル張りで、これも一昔前のJRの駅っぽい。
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構内からでると瑞芳はなんだかずいぶん大きな街だった。もうちょっと山の中かと思っていたよ。
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駅前広場の脇にはタクシーが沢山並んでいたので近づいていくと、仕切り屋らしきお兄ちゃんがどこに行く?
と聞いてきた。「きゅうふん」と日本語で言うと205ドルと紙に書きつける。一律料金でそれくらいと聞いていたのでOKすると手招きされ一台のタクシーに乗せられた。なんともいい手際だ。これくらいパパッと手配していかないと大量の観光客を裁けないんだろうな。行き先は仕切りの兄ちゃんが運転手さんに伝えてくれたので安心だろう。それでは出発!
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結構大きいと思っていた町並はあっという間に終わり、しばらく川沿いを走ったあと車は峠道を登り始めた。バスやタクシーが多く手ちょっとペースが落ちるが渋滞というほどでもない。
前方の山の中腹には大きなお寺みたいな建物が見えてきた。名のあるお寺だろうか?
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そして駅から20分ほど走った頃、山の斜面を覆うように建った町並みが見えてきた。あれが仇分のようだ。
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