意外と充実 昼休み |
シャワーを浴びてさっぱりしたらサンヨンPF+テレコンを付けたD500を持って食堂に行く。 今日のお昼はポークジンジャー。醤油っぽい味で中々美味い。それに飲み物はアクエリアス。 ベトナムのアクエリアスは微炭酸が入っていてめちゃくちゃ美味い。 これがあれば昼のビールはなくても我慢できる。なんとかね。 もう悲しみを感じさせない気丈なThang君と一緒に食事を済ませ午後は3時に前の通りに集合、 トラックでのドライブサファリに行く約束をして、カメラを持って一人真昼の通りへ出撃! 道路沿いの花の周りには蝶の姿が目に付くが、あまりわくわくするような綺麗なのはいない。 もう帰るそうだ。午前中はPittaポイントに居たそうで、どうだったか聞くとミドリシマはバッチリ撮れたらしい。 それは楽しみ。明日の朝に期待だな。多分鉄板だろうしね。 Gerardさんと一緒に船着き場の手前まで行くとすぐそばの木に何かが飛んできた。 おお、これはオオモズサンショウクイ、(Large Woodshrike) ファインダーいっぱいの近距離だ。Gerardさんもカメラを引っ張り出し撮影している。 さらに船着き場の横の土手の上にクロアカヒロハシも止まっていた。こんな本部の近くにもいるんだなあ。 ここで時間切れのGerardさんを見送ったあと、土手の上のキャンプサイトに上がってみる。 巨木の向こうに広がる晴れ渡った空が気持ち良い。 岸辺近くの木のいっぱい生えた辺りに行ってみると葉っぱの中をちょこまかと動く鳥がいた。 ホオアカコバシタイヨウチョウ(Ruby-cheeked Sunbird)だ。 光とポジションがよければもっと綺麗に撮れたんだけどなあ。 ホオアカコバシタイヨウチョウはすぐに飛んでしまったが、木の上を眺めつつあるいていくとバードウェーブがやってきた。 その中に怪しい一羽が・・・おおっ、あれはスミレテリカッコウ(Violet cuckoo)じゃないか! こんなに近くで見たのは初めてだけれど小さいなあ。 こんなかわいい感じでもツツドリなんかと同じく毛虫が好きなようで、一生懸命パクついていた。 惜しむらくはメスってところ。さっきのヒメイソヒヨといいそこらへんちょっと恵まれていないなあ。 まあどちらも会いたかった鳥だからうれしいっちゃうれしいが・・・オスが撮りたかった〜 バードウェーブの中にはサンショウクイの姿が多数見える。 さらにヒタキサンショウクイ(Bar-winged Flycatcher-shrike)も数羽混じっている。 サンショウクイにも似ているがもうちょっとずんぐりしている白黒パターンのこの小鳥、 追いかけ合いながら激しく飛び回っていた。 やがてバードウェーブは去りあたりは静かになってしまい、残ったのはミミジロヒヨドリくらい、なんかさびしい。 それではと部屋の近くに戻ると「ビッ ビッ」という声が聞こえてきた。 そこらを飛び回っているキバラタイヨウチョウではないみたいだ。 声の方を丹念にしらべると、何かの雛が止まっているのを発見! オレンジの嘴が良く目立つ。セアカハナドリの巣立ち雛のようだ。 近くを親鳥が飛び回っていたので給餌が見られるかと期待したが、やがて近くの茂みに入ってしまい見失う。残念。 後は蝶を撮ったりしていたらあっという間に集合時間になってしまった。 部屋に戻って急いで支度しなくては。でも中々充実した昼休みだったなあ。 |