バイクで朝撮り

翌朝、やはり日の出前に目が覚める。天気はどんよりと曇り気味だがなんせ折角バイクがあるんだから
朝撮りに行かないわけには行かないのだ。カメラとロクヨンはリュックに、三脚は足の間に挟んで出発。
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まだ車の少ない早朝の通りを、昨日空港から来る時に見かけた川に向かってバイクを走らせる。
ベトナムは右側通行なのでちょっと油断すると逆走してしまいそうになるので気をつけねば。
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やがで昨日の川に着くが、周りが民家に囲まれていて岸辺までいけそうもない。
しょうがないのでもう少し走るともっと大きな川に出た。

ここは岸辺が草原なので何とか川岸までたどり着けそう。それじゃここで鳥撮りするとしよう。
バイクを路肩に停めて土手を降りると下の草地は中々グチャグチャ。長靴履いて来て良かったよ。

思っていたより草深く、どちらかと言うと草地と言うより葦原のようだったが、
踏み跡がついていたのでそれをたどって川岸に出ることができた。

もう海が近いようで波の音が聞こえてくる。果たしてルリカワセミいるかな?
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その時「チチー」と言う声が!明らかに小型カワセミの声だ!そして対岸の杭の上に青い鳥が飛んできた!
よっしゃ!Thang君の予想通りじゃないか!
ちょっと遠いがレンズ越しに姿を探す。そしてそこにいたのは・・・

ただのカワセミ。まあ普通のカワセミが一番普通にいるよな。
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他には曇り空をバックにアカガシラサギが飛んでいくが美味しそうな鳥の気配はない。
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 それじゃ川岸にそってもっと下流の方に行ってみよう。
場所によっては長靴の上まで水が来てしまうくらいのぬかるみもあって中々歩きにくい。
水には変な油幕が浮かんでいてあまり綺麗じゃないので長靴水没だけは絶対に避けたい所だ。

 慎重にルートを選び歩いていくと、何とか乾いた草地にたどり着けた。
ここでしばらく様子を見てみよう。水面は凪いでいて鏡のようだ。

ところどころ潮が引いて干潟状になっているところもあるのでシギチでもいないかと思うが鳥影はない。
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ここでまたはるか彼方の対岸に青い鳥が!そしてまたただのカワセミ!ルリカワセミは厳しいんだなあ。
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上空にはアマツバメが大量に飛び交っているが、ここにいたのはそれくらい。
せめてハチクイくらいいても良さそうなもんだが。
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しょうがないので一度橋まで戻り対岸の砂状河岸の上の草地に行ってみる。
こちらは乾燥して歩きやすい。雲間から太陽も顔を出しちょっと期待感が高まる。
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砂丘の上からさっきカワセミがいた杭を覗いてみると・・・b0166975_09144371.jpg
またカワセミは戻ってきていたが、警戒心が強いようでこちらの気配に気づいてあっという間に飛んでいってしまった。

ヒメカッコウの声に釣られて砂地の上を歩いて行くと看板の上にシマアカモズ発見
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しかしヒメカッコウは木の中にいて、葉っぱに隠れてよく見えなかった。
あとはメグロヒヨドリがいたくらいでイマイチぱっとしない。
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とりあえず行けるところまで行ってみたがいつの間にか晴れ間はなくなり空は一段とドンヨリして来た。
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やがて雨がパラパラと落ちてきたのでここで撤収、まあしょうがない、鳥撮りはCattienで終了のつもりだったしな。
しかしこの天気じゃこれからのツーリングも心配だぞ。

しかしホテルに着く頃には雨も止んで一安心、びしょ濡れになるほどでもなかった。

部屋に戻るとひーこは朝ランを終えて一息着いた所だったので朝ごはんを食べに行く。

リゾートと言えば朝ごはんはビュッフェ!テンション上がるな〜!b0166975_21014118.jpg
と、少々興奮してしまい炭水化物オンパレードになってしまった。我ながらセンスない(^^;b0166975_21014521.jpg
フォーを作ってくれるコーナーもあったので一杯お願いする。これが今回初のフォーだったが、
フーコック名物と言う胡椒と塩をかけると出汁が効いててとても美味しかった。
ちなみにさつま揚げっぽい具はそのまんまさつま揚げたっだ。
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〆のコーヒーも2杯頂き、もうお腹いっぱい。さあ、一休みしたらツーリングに行くとするかね。

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