フーコック一周ツーリングスタート |
部屋に戻ってGooglemap(以降マップ)を見ながら今日のルートを検討した結果、 国立公園になっている島の中心部に行ってみる事になった。 DT973と言う道路が中心街から公園内を突っ切り西岸まで続いていいる。 その途中からは北西部に向かう道があり、先には湿地帯があるようだ。 そこならルリカワセミも期待できるかも。 そっちまで行ってみて、余裕があればDT973を経て西岸を海沿いに南下するTL48へ繋がる 一周道路で島をぐるっと周っちゃおうと言う事に決定。 心配していたお天気もすっかり良くなった。お腹もこなれてきたのでバックにサンヨン+D500と キンキンに冷やした微炭酸アクエリアス、それに合羽を突っ込んで部屋を出る。 ひーこは日焼け対策に長袖長ズボン、顔には目以外が隠れるマスクをしたうえサングラスをかけて 完全防備、テロリストみたいないでたちだ。捕まらないだろうなあ(^^; それじゃ第1走者、ひーこの運転で出発! まず向かうのは昨晩御飯を食べた街の中心部。昨日散々歩いた通りをスイスイ進んでいく。 バイクは楽チンで良いねえ。右側通行だけど中央分離帯があるから逆走の心配はない。 そしてあっという間に街に到着。 ナイトマーケットの先を突っ切ると橋があり、ここを超えちょっと行ったあたりがDT973の起点。 さらにまっすぐ進むと道は島の中央部に続いていく。 橋の下は昨日のレストランの横を流れていたドブ臭い運河のようだ。 橋の向こうにはさらに街が続いていたが、こちらは観光客向けではなく地元の人たち相手の店っぽい。 バイクや車の数も結構多くて道路は混雑している。こんな所はひーこのライディングテクニックが頼りだ。 3年前のホイアンツーリングを思い出してビービークラクションを鳴らしながら走り抜けてゆく。 そのうちだんだん交通量が減り、お店もまばらになってきた。いよいよ市街地を抜けるようだ。 ここから先いつ給油できるか判らないので念のためスタンドを見つけガソリンを満タンにしておく。 ここらへんでもCattienへの道の途中みたいに道端にシートを広げ何かを干しているのが目に付くが、 これはコーヒーじゃなくてフーコック名物の胡椒かな? やがて前後にバイクや車が見えなくなり道路は貸しきり状態になった。 路面は綺麗に舗装されているし、風もさわやかで気持ち良い。 これぞツーリングの醍醐味ってやつだろう。バイク借りてきて良かったよ。 ただ前方の暗雲が気になると言えば気になるが・・・ 緑はどんどん濃くなってゆき、熱帯雨林っぽい高木もちらほど見えるようになってきた。 電線に鳥影を見つけバイクを停めて見てみるとチョウショウバトだ。 さらに上空を猛禽が飛ぶ!ん〜ハチクマかな? 橋を渡った時下を見てみるとすごくいい雰囲気の川が流れていたので 「もしやルリカワセミが!?」とバイクを停めじっくり見てみるが・・・鳥の姿はなかった。 その後も橋があるたびにバイクを停めて川チェックをしてみるが、いい感じではあるのだが中々鳥はいない。 幾つ目かの橋でバイクを停めた時だった。川岸の木にチャガシラハチクイのペアがいるのを発見! あわててカメラを構え撮影。うん、素直にうれしい。なんせフーコックで初めてのまともな成果だ。 チャガシラハチクイは数羽いて交互に飛び回りフライングキャッチを繰り返していた。 その下の岸辺を歩いていたのはキセキレイ。タイじゃ珍しいようなのでここでも結構ポイント高いかな? さあ、調子出てきた。どんどん行こう! 前方に見える山が国立公園の核心部かな。地図によると中に入る道が何本かあるようだが・・・ バイクをゆっくり走らせ探してみると、それらしき場所はあるのだがどこもゲートがあっては入れそうもない。 さてどうしよう・・・と走っていくと、メインロードから左に入る広いダートが現れた。これが湿地帯へ向かう道のようだ。 マップではDT49と書いてあるが工事現場の入り口みたい。 スクーター2ケツでダートはちょっと気が引けるが鳥はいそうな感じじゃないか? さらにマップをチェックするとずっと行けば海に突き当たるみたいだ。それじゃちょっと海を目指しちゃおうかね。 |