ホテルの周りを朝探検

フーコック最後の朝、6時半に目が覚める。
部屋のドアを開けビーチに出る。お天気はどんよりだが朝のまだ涼しい風が気持ちいい。
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沖では追い込み漁をしているしている漁師が一人。
それを眺めているとひーこも起きてきて、このままビーチ沿いにひとっ走りしてくるというので
僕はサンヨンとD500を持ってホテルの周りを散歩しに行くことにする。

ホテルのゲートを出るとちょっと木が茂っているところがあるのだが、ねむの木の花が咲いていて木の上からは
タイヨウチョウ系の声が聞こえてくるが、すばやく動く影は見えるものの撮れる様なところまでは来てくれなかった。
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小道を抜け大通りに出るともう通勤のバイクや車が結構走っていた。
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さてどこに行こう、とあたりを見渡すと通りを渡った所に結構木の茂った空き地があった。
ここならちょっと位期待が持てるかと入ってみると足元から数羽のアミハラが飛び立った。
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さらに奥に行くと2羽並んだメグロヒヨドリが給餌を始めた。これはちょっと良いところ見られたな。
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しかし後が続かず。サンヨンとはいえこんな所でレンズを振り回して隣のホテルのノゾキと勘違いされても困るし
地面もごみだらけであまり長居したい場所でもないので早々に通りへ戻る。

道路から山側を見てみると結構緑が多いのでそっちに向かう道はないかと探していると
店と店の間にスクーターが一台通れる位の路地があったので入ってみる。
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すぐに人の家の玄関に着いちゃうのではと思ったが、しばらく行くと道幅も広くなってきた。
ちゃんとした生活道路のようだ。

通りの喧騒はすぐに消え、立ち並ぶ民家からはテレビの音や食事をする音が聞こえて来て生活感たっぷり。
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奥に行くにつれ緑の量が増えてくる、そして遠くからキョロロロロ〜と言う声も聞こえてきた。
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これはこんな宿の近くにまともに鳥撮りができる穴場を見つけちゃったか?
とワクワクしながら声のほうに向かって行くと、はるか彼方の竹のうえでキョロるアオショウビンを発見。
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しかしレンズを向けたらすぐにとばれてしまう。こんな遠距離なのにこっちを警戒してるのか?

まあ次にかけよう、と道をどんどん進んでいくと意表をついて車の通れる広い通りに出てしまった。
う〜ん、意外な穴場ではなかったようだ、残念。ぽつぽつと雨も降り出したし
ひーこもそろそろ帰ってきてるだろうから僕もホテルに戻るとするか。

部屋に帰るとひーこも朝ランを追えシャワーを浴びてさっぱりした所だった。
それじゃ朝ごはんにしよう、とレストランに行き今日も朝ブッフェで炭水化物をを堪能した。
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〆はやっぱりフォー。やっぱ塩コショウを利かせると美味しいもんだねえ。
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食後フロントへ行ってこのあとのスケジュールを確認すると、フーコックからホーチミンに帰る飛行機は13時過ぎなので
11時には送迎の車が出るということだ。まだ時間があるし天気も良くなってきたのでビーチを散歩しようかね。
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それまでどんよりしていた空だったが雨雲が風に吹き飛ばされ青空がどんどん広がってゆく。
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こうなると海の色もぜんぜん違ってきてまさにリゾートって雰囲気だ。こんなんじゃ帰りたくなくなっちゃうなあ。
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しばらく散歩して帰ってくるとさっき追込み漁をしていた漁師さんが海からあがってきた。
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収穫を見てみると15cmくらいのメッキっぽいのとかカマスみたいなのが十数匹。小さいけど一応魚いるんだねえ。
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太陽に照らされすっかり喉が渇いてしまったのでシュウェップスで喉を潤し
足の砂を洗い流したらそろそろ出発の時間。
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重い荷物を引きずり南国の太陽の下、ロビーへと向かった。

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